2025.5.11

【医療職の非臨床キャリア戦略論】MPHホルダーのキャリアコンサルが“理論で導く自己理解” - vol.1

    仕事や生活、人生において「このままでいいのか」と感じているあなたへ。

    キャリアに迷う人の相談に日々向き合っている、外資製薬所属でMPHホルダーのキャリアコンサルタントが、現代の複雑な働き方に効く“自己理解”の視点とキャリア理論をお届けします。

    この記事では、出世や安定といった“縦のキャリア”ではなく、学び直し・副業・越境など、“横に広げるキャリア”を支える五つの理論――スーパーの「キャリアは人生そのもの」、シャインの「キャリアアンカー」、ホランドの「性格と職業の相性」、クランボルツの「偶然の活かし方」、サビカスの「物語としてのキャリア」――について、あなたの悩みに寄り添う幾つかの主要なキャリア理論をわかりやすく解説します。

    自分の価値観や強みを知ることで、迷いを言語化し、選択に納得感が持てるのです。

    キャリアの悩みは、「正しい選択が分からない」ことではなく、「自分をどう理解すればいいか」が分からないことかもしれません。

    キャリアとは、あなたの人生そのものです。
    理論を紐解き、あなたのキャリアを共に描いていきましょう。

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    この記事のまとめ

    この記事を読むと分かること

    • 「キャリア」とは何かを理論を通して理解できる

    • 自己を理解するための方法を知ることができる

    • キャリアプランを描いて語れるようになる

    この記事は誰に向けて書いているか

    • 「キャリア」の考え方がわからない方

    • 自分の強味や苦手に気づけていない方

    • 「今」の選択に自信が持てない方

    医療職の非臨床キャリア戦略論シリーズ

    • MPHホルダーのキャリアコンサルが“理論で導く自己理解”
       vol.1:「このままでいいのか」と悩むあなたへ(本記事)

    • 戦略コンサルタントが教える医療職の院外キャリアサバイブ術
       vol.1:キャリアは「資格」ではなく「意志」で選べ
       vol.2:SNSでは見えない院外キャリアの光と影を映す
       vol.3:医療職の病院外キャリアに不可欠な「三つのマインドセット」とは?

    執筆者の紹介

    氏名:R.T
    所属:外資系製薬会社
    自己紹介:薬剤師、公衆衛生学修士、キャリアコンサルタント。製薬会社の臨床開発、メディカルなどの部門に従事する傍ら、キャリアコンサルタントとして社内外の方々を対象にキャリアを描くワークショップ、1on1コンサルティング、転職におけるCV・面接指導などを行っている。自身のキャリアとしては、大学で得られる学びの楽しさから各種履修証明プログラムなどにも参加し、近年は国際医療福祉大学院で公衆衛生学を修了。エビデンスをいかに人々の行動変容に繋げていくかを学ぶため、多摩大学大学院でMBAコースを受講中である。

    編集者

    氏名:菊池祐介
    所属:mMEDICI株式会社
    専門性:作業療法学修士。首都大学東京(現東京都立大学)・東京都立大学大学院を卒業後、病院勤務を経て専門学校・私立大学にて作業療法教育、地域共生社会の醸成に向けたリハビリテーション専門職の支援に関する研究に従事。現在は心身の健康とその人らしさの実現に向け、保険内外でのクライアント支援を展開している。作業療法の社会的意義向上を信念に、mMEDICI株式会社に参画。

    監修者

    氏名:廣瀬直紀
    所属:mMEDICI株式会社
    専門性:保健学博士・公衆衛生学修士。東京大学・東京大学大学院を卒業後、外資系製薬企業の疫学専門家として薬剤疫学・リアルワールドデータ研究を専門とする。日本・グローバルの双方で活動したのちに、全ての人がアクセス可能な一流の知のプラットフォームを作り、「知に繁栄を、辺野に豊穣を」実現すべく、mMEDICI株式会社を創業。

    正解のない時代のキャリア

    「将来、何をしたいのか、まだ分からないんです」

    キャリアコンサルティングをしていると、クライアントさんからそんな言葉をよく聞くのです。

    キャリアと聞くと、多くの人が「出世」「昇進」「専門性の向上」など、いわば“仕事における縦のキャリア”を思い浮かべるかもしれません

    しかし、近年注目されているのが“横に広げるキャリア”です。


    例えば他分野への越境、働く場所や形態の多様化、副業・兼業、学び直し、ワークライフバランスなど、人生を通じてさまざまな経験を重ね、自分らしい横への広がりをもってキャリアを築いていくという考え方です。

    つまり、キャリアとは「あなたの人生そのもの」なのです


    現代は“正解のない時代”とも言われます。

    社会の変化が激しく、かつての「いい大学→いい会社→安定した人生」という一本道のモデルは、もはや過去のものになりつつあります。

    公衆衛生(SPH)の学びの世界においても、研究、行政、国際協力、企業、医療など、さまざまな関わり方があります。そして背景や専門性も多様です。

    だからこそ、「自分のキャリアはどうあるべきか」と迷うのは、むしろ自然なことかもしれません。

    今後「横に広げるキャリア」の重要性は益々増していくでしょう。

    そんな不確実で多様な時代だからこそ、自分の歩みを考える手がかりとして自分自身を理解していくうえでも、「キャリア」を基本的な考え方、描き方などを一緒に学んでいきましょう。

    キャリアの歴史と理論

    キャリアという考え方はいつ頃から始まったものなのでしょうか?

    その歴史は、古く1950年台にアメリカで職業指導のガイダンスの中で定義されてきました。

    ではどんな風に定義されていったのか、代表的なものを紹介していきます。

    キャリアに関する考え方や理論は、時代や社会背景の変化とともに発展してきました。

    20世紀初頭には、人の特性と職業の特性を“マッチング”させる「特性因子理論」が中心的でした。

    これは、職業選択を科学的に導こうという試みで、適性検査や能力テストなどを用いて「適した仕事」を見つけようとするものでした。

    その後、キャリアに対する視点は大きく変化します


    ドナルド・スーパーは、「キャリアは人生そのものだ」と捉え、職業だけでなく家庭生活や余暇、市民活動なども含めたライフキャリアという概念を提唱しました。

    これが「ライフスパン・ライフスペース理論」であり、キャリアが発達的なプロセスであることを重視します。

    さらに現代では、「キャリアは予測できないもの」「偶然をどう活かすか」「自分の物語としてどう意味づけるか」といった視点が加わり、多様な理論が登場しています。

    例えばクランボルツの「計画的偶発性理論」では、偶然の出来事をチャンスに変えるスキルが強調され、サビカスの「キャリア構築理論」では、自分の語りを通してキャリアの意味を作り出す力が重要視されます。


    このように、キャリア理論は「何をもって良いキャリアとするか」という定義そのものを問い直す道具でもあります。

    現代のように正解がない時代には、複数の理論を知っておくことが、自分らしい歩み方を考えるための支えになります。

    それぞれの理論は異なる視点を提供しますが、共通しているのは「自分を知ること」「環境を理解すること」「意味を見出すこと」です。

    代表的な理論についてもう少し詳しく見ていきましょう。

    自分だけが悩んでいる、育児などで焦っている方にこそ知ってほしい理論:スーパーのキャリア発達理論とキャリア・レインボー

    新入社員だった時、どんなことで悩んだりしましたか?今の悩みと同じですか?

    就職活動をして社会人となり、学生時代との違いに戸惑いを覚えた人もいたと思います。

    自分を取り巻く環境も変わっていきます。実は、キャリアもそれらと共に発達していくという、キャリア発達理論というものがあリます。

    そして、ご存知の通り、人生においては、それぞれの年代で色々な役割があるのです。

    キャリアを考える際には、置かれている環境も考慮しながら、どのように描いていくかを考えていくことが大切です。


    スーパー(Donald Super)は、初期の「人と職業のマッチング(特性因子理論)」を批判的に受け継ぎ、単なる適性診断ではなく、個人が「どのように自己概念を育み、どのように職業に投影していくか」という動的なプロセスに着目しました。

    キャリアを「ライフスパン(人生の時間軸)」と「ライフスペース(生活空間の多様な役割)」の2軸からとらえた理論を提唱しました。

    このライフスパン・ライフスペース理論は、人のキャリアを単なる職業の連続ではなく、人生を構成する一連の発達過程として捉えます。

    具体的には、人生を五つの発達段階に分け、それぞれに対応する課題を示しました。

    自分のキャリアを「点」ではなく「線」や「面」で捉える視点を持つことで、「今の仕事が自分に合っていないのでは」と感じる時も、それは一時の段階なのかもしれないことが理解できます。

    【キャリアの発達段階】

    1. 成長段階(〜13歳):基本的な自己概念や職業観の芽生え

    2. 探索段階(14〜24歳):興味や価値観に基づく進路選択と試行

    3. 確立段階(25〜44歳):職業的安定を求める時期

    4. 維持段階(45〜64歳):得た地位を維持しつつ役割調整する時期

    5. 解放段階(65歳〜):職業からの引退や再定義の時期

    さらにスーパーは、人生のさまざまな役割を「レインボー(虹)」にたとえた「キャリア・レインボー」という概念も提唱しました。

    人は「学生」「職業人」「家庭人」「市民」「余暇人」など複数の役割を持ちながら生きており、それぞれの重なりがその人のキャリアを形づくっています。

    自分の人生を多面的に捉え直す視点が得られます。

    今、育児などで焦っている人は是非とも、このレインボーを見てください。育児の期間が一時期だけなのです。

    特定の仕事や職位だけでなく、家庭や地域活動、学び直しなどもキャリアの一部として捉えることで、「自分らしさ」を軸にした納得感あるキャリア形成が可能になります。

    【キャリアレインボー】

    ライフ・キャリア・レインボー

    HRラボ株式会社.HR Column,社員研修に使える『キャリア理論』3選より引用

    今の仕事は、自分に向いていないかもと感じている方に知ってほしい理論:シャインのキャリアアンカー理論と3次元モデル

    いざ社会人になって、仕事を始め、なんか今の仕事が自分にあっていないかもと思った経験はありませんか?

    あなたの中には、自分で気づいていない時さえも、ある想いや価値観が生じているのです。

    自分が大事にしているものを知ることで、違和感のない仕事の選択ができるようになります


    エドガー・シャイン(Edgar H. Schein)は、組織心理学・キャリア研究の分野で大きな影響を与えた理論家です。

    彼の理論は、キャリアを「個人の中核的価値観」と「組織の構造や文化」との関係性の中で捉え直すものです。

    シャインは「キャリアアンカー」を提唱しました。

    キャリアアンカーとは、「人がキャリアの選択や意思決定を行う際に、最終的に手放さない価値観や欲求」を意味します

    つまり、キャリアの方向性に迷った時にも変わらない“錨(アンカー)”のような存在が人にはあるのです。

    【キャリアアンカー】

    1. 専門・職能的能力:特定分野での専門性を追求したい

    2. 経営管理能力:人・組織を動かす立場で働きたい

    3. 自律・独立:自由に自分のやり方で仕事をしたい

    4. 安定・保障:安定した雇用や収入を重視したい

    5. 起業家的創造性:自ら事業を立ち上げたい

    6. 奉仕・社会貢献:社会的使命や倫理に従って働きたい

    7. 純粋な挑戦:困難や競争に立ち向かうことに価値を見出す

    8. 生活様式:仕事とプライベートの調和を大切にしたい

    これらは、職業選択の動機を深く理解する手がかりになります。

    例えば、安定性を重視する人がスタートアップ企業に飛び込むのはストレスが大きくなりがちです。一方、挑戦や創造性を求める人にとっては、硬直的な組織が息苦しく感じられるかもしれません。

    キャリアアンカーは40問の質問に回答することで調べることができます。是非とも試してみてください(キャリア・アンカー 無料診断ツール:キャリアアンカー診断より引用)。

    そして、キャリアには次の三つの「視点(軸)」があるとも述べています。

    これは「キャリアの3次元モデル」であり、キャリアパスを単なる昇進の階段ではなく、多様な方向性として捉える視点を提供してくれます。

    【キャリアの3次元モデル】

    • 職能的(機能・専門性):どのような専門分野・スキルを持っているか

    • 階層的(組織内の地位):どのポジション・レベルで働くか

    • 中心的(組織内での重要度):組織の中核的役割かどうか

    さらにシャインは、キャリアは一度決めたら終わりではなく、人生のフェーズごとに見直し・再定義されていくものだと述べています。

    これを「キャリアサイクル」と呼び、「探索 → 試行 → 成熟 → 転換・再探索」というサイクルを人は何度も経験するとしています。

    シャインの理論を知ることで、「自分は何を手放せないのか」「どのような働き方に満足するのか」という“キャリアの中核”を明確にできます。

    また、迷いや不満を感じた時に「今はサイクルのどの段階にいるのか」を意識することで、焦らずに自分の状態を理解できるようになります。

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    今の仕事では自分の強みを発揮できていないと感じている方に知ってほしい理論:ホランドのRIASEC理論

    この仕事は苦手だな、と感じたことはありませんか?

    得手・不得手というのを社会人になって言ってはいけない、どんなことも求められるレベルまでできなければいけないと、自分を苦しめた経験がある人もいると思います。

    多様性の時代と言われるにも関わらず、Job descriptionにあると「できないといけない」と思ってしまうものですよね。

    職業を選ぶ時には、是非とも自分の性格を知って、得意を仕事にできるとストレスは減るかもしれません。


    ジョン・ホランドは「人と職業には相性がある」という前提から、人間の性格を六つのタイプに分類し、それぞれが適した職業環境とマッチすることで満足感や成果が高まるとしました。

    これが「RIASEC理論」と呼ばれるもので、キャリアカウンセリングや進路指導の分野で広く用いられています。

    この理論を知ることで、自分が「どんな環境で力を発揮しやすいか」「なぜある仕事に魅力を感じるのか」が明らかになります

    また「自分に向いていない仕事」を無理に選ばずに済む判断材料になります。

    そして、ホランドの理論の本質は、「適性=才能」ではなく「自分のエネルギーが自然に向かう方向」を理解するためのものです。

    キャリアの迷いが生じた時、この“相性”という視点を持つことで、無理なく自分らしい方向性を見出すことができます。

    【RIASEC理論】

    • R(Realistic 現実的):手や体を使って何かをつくることに魅力を感じる(例:技術者、整備士、農業従事者)

    • I(Investigative 研究的):理論的・分析的に物事を探究することが得意(例:研究者、データアナリスト)

    • A(Artistic 芸術的):創造性や独自性を発揮することを好む(例:デザイナー、作家)

    • S(Social 社会的):他者と関わり、支援・教育することにやりがいを感じる(例:看護師、教師、公衆衛生専門家)

    • E(Enterprising 企業的):人を動かしたり、交渉・説得が得意(例:営業職、起業家)

    • C(Convenional 慣習的):ルールに従って正確に物事を進めることを好む(例:経理、事務職)

    守りに入っていると感じた方に知ってほしい理論:クランボルツの計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)

    さほど満足していないけど、これでいいやと思ったことありませんか?

    現状維持が決して悪いわけではありません。だけど、もう少しチャレンジしてみたいと思ったら、自分を少しだけ鼓舞して新しいチャンスを自分のものにしていきましょう

    自分自身をどのような状態にしておくかでそのチャンスをものにできるかが変わってきます。


    クランボルツは、「キャリアの8割は偶然の出来事から決まる」と『未決定』であることを望ましい状態と考え、計画された偶発性(プランドハプンスタンス理論)を提唱しました。

    例えば、たまたま参加したイベントで出会った人に誘われて始めた仕事が、思いがけず長年の天職になったなどは珍しくない話です。

    変化が激しく、未来が読みにくい現代において、「計画どおりにいかないこと」を前提に、偶然を活かすためには五つのスキルがあると言っています。

    【偶然を活かす五つのスキル】

    • 好奇心:新しいことに関心を持ち、試してみる

    • 持続性:失敗してもあきらめずに続ける

    • 柔軟性:状況に応じて考えや行動を変えられる

    • 楽観性:未来に対して前向きな可能性を信じる

    • 冒険心:不確実なものにも一歩踏み出してみる

    つまり「偶然は準備がある人の前にしかチャンスとして現れない」ということです。

    「面白そう」と思ったことに小さく手を伸ばす勇気が、次のステージへの扉になることもあるのです。

    予測不可能な未来を恐れるのではなく、「変化を味方につける」という発想を持てるようになると良いですね。

    セカンドキャリアの選択に迷っている方に知ってほしい理論:サビカスのキャリア構築理論

    これまで自分は何をしてきたのか、これから何をしたいのかをあなたは語れますか?

    自分の経験した業務を羅列しているだけのCVでは、相手にあなたのやってきたこと、できることを十分に理解してもらえません。

    あなたの過去と未来は繋がっています

    だから、ちょっと立ち止まって、あなたの過去と現在と未来を繋いでいけるようにしましょう。


    サビカス(Mark Savickas)は、キャリアを「自己の物語(ナラティブ)」として捉える理論を提唱しました。

    これは、“何をしてきたか”よりも、“その経験を自分がどう意味づけてきたか”に焦点を当てるアプローチです。

    つまり、「私はどんな人間で、何を大切にして、これから何をしていきたいか」という、自分の物語を語ることで、未来に向けて行動を選ぶ力を得るという考え方です。

    同じ出来事を経験しても、人によって語り方は異なります。それは、その人の過去の意味付けや未来への思考が影響するからです。

    そして、今現在キャリアに迷いや停滞があっても、「いま起きていることにも意味があるかもしれない」という視点を持つこと、それを誰かに語ることで、自分のなかでの納得感が生まれ、次の一歩が自然に見えてくることがあります。

    サビカスの理論は、キャリアに“正解”を求めるのではなく、“意味”をつくりだす力を育てるための理論です。

    まとめ:キャリアは自己理解から始まる

    今回紹介してきたキャリア理論には、それぞれ異なる切り口や背景がある一方で、共通して浮かび上がってくるメッセージがあります。

    それは、「キャリアとは自己理解から始まるプロセスである」ということです。


    スーパーは、キャリアを自己概念の発展と重ね合わせながら、生涯にわたる発達的プロセスとして捉えました。

    シャインは、人が何を手放さないかという価値観(キャリアアンカー)に注目し、それを起点にした選択の重要性を強調しました。

    ホランドは、人の性格と職業環境との相性を見つめ、自己と環境のマッチングの観点から職業選択を導きました。

    クランボルツは、予測不可能な時代において、偶然の出来事に意味を見出し、それを活かす柔軟さや楽観性の大切さを示しました。

    そしてサビカスは、自らの経験を“物語”として再構成し、意味づけながら進んでいく力を私たちに問いかけます。


    つまり、どの理論にも「自分とは何者か」「何を大切にし、どんな風に生きたいのか」という問いが含まれているのです。

    これは、決して簡単に答えが出る問いではありません。

    しかし、その問いを持ち続け、言語化しようとすること自体が、キャリアをデザインし進んでいくための第一歩なのだと思います。


    「自分らしく働くとはどういうことか」「どのように貢献したいのか」といった問いと向き合うためにも、理論は“思考の道具”として是非活用してみてください。

    次回は、実際にあなた自身のキャリアプランの描く方法のヒントをお伝えしていきます。

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