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【LSHTM受験】30代半ばからチャレンジする世界トップスクール:オンラインMPHの可能性 - vol.3

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【LSHTM受験】30代半ばからチャレンジする世界トップスクール:オンラインMPHの可能性 - vol.3

2025.01.09

将来に悩む薬剤師が、オンラインで海外大学院進学を決意しPublic Healthで世界2位の大学院に進学するまでの足跡を記します。

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学びは、限られた豊かな人々だけの特権ではありません。

経済的困難に直面する人、地方で学習資源に恵まれない人、家事や育児・仕事に追われる人。

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隙間時間にスマホひとつで、誰もが「一流の知」に触れることを叶えていきます。

「ここを開けば、誰しもが悩みを解決できる」、そんなメディアを目指します。

この記事のまとめ

この記事を読むと分かること

  • オンラインでのMPH取得の目指し方

  • 海外大学院に出願する時に必要なもの

  • オンライン海外大学院は平等に与えられたチャンスであること

この記事は誰に向けて書いているか

  • 将来に漠然とした不安がある30代の方

  • 学ぶ意欲はあるが近くにSPHがなく学べない方

  • 家族や仕事で1歩目が踏み出せない方

MPHシリーズ

  • vol.8:【ジョンズホプキンスMPH受験】臨床と家庭の両立と断念した現地留学 - オンライン海外MPHが拓く選択肢

  • vol.12:【LSHTM受験】貧困支援のあるべき姿を問い続ける - ボランティアの真髄を照らすためのロンドンSPH進学

  • vol.31:【静岡SPH受験】キャリアに新しい軸を創造する - 薬局薬剤師から医療データベース研究の道へ

  • vol.35:【LSHTM受験】医師・母・患者家族として選んだオンラインMPH - 守る命と向き合い続けて

執筆者の紹介

氏名:匿名
所属:London School of Hygiene and Tropical Medicine MSc Public Health by Distance Learning
自己紹介:薬剤師。薬学部を卒業後、製薬会社等で営業職を経験。その後、薬局薬剤師に従事。薬剤師として勤務する中で薬剤疫学・RWDからのデータ創出に関心を持ちMPH進学を決意。海外オンラインMPHに目を向け2023年10月よりLondon School of Hygiene and Tropical Medicineに進学し社会人大学院生として薬剤師として勤務しつつ公衆衛生を学んでいる。

編集者

氏名:菊池祐介
所属:mMEDICI株式会社
専門性:作業療法学修士。首都大学東京(現東京都立大学)・東京都立大学大学院を卒業後、病院勤務を経て専門学校・私立大学にて作業療法教育、地域共生社会の醸成に向けたリハビリテーション専門職の支援に関する研究に従事。現在は心身の健康とその人らしさの実現に向け、保険内外でのクライアント支援を展開している。作業療法の社会的意義向上を信念に、mMEDICI株式会社に参画。

監修者

氏名:廣瀬直紀
所属:mMEDICI株式会社
専門性:保健学博士・公衆衛生学修士。東京大学・東京大学大学院を卒業後、外資系製薬企業の疫学専門家として薬剤疫学・リアルワールドデータ研究を専門とする。日本・グローバルの双方で活動したのちに、全ての人がアクセス可能な一流の知のプラットフォームを作り、「知に繁栄を、辺野に豊穣を」実現すべく、mMEDICI株式会社を創業。

MPHを受験しようと思ったきっかけ

私がMPHに関心を持ったのは「薬剤疫学」に今後関わりたいと考えた中で、必要な学位であると考えたからです。

RWDを扱うベースとなる疫学の知識、試験デザインの基本的な考え方、統計と全てが必要になると判断しMPH受験を決意しました。

〜私がMPHに出会うまでの話〜

元々、営業職を8年ほど経験し、薬局を開設し経営者になることを視野に薬局薬剤師に転職しました。

当初は30代半ばで開局を考えていましたが、働いている中で「患者さんの問題を解決できていないこと」と「このまま薬剤師として働き続けることが正解なのか」ということに悩んでいました。

これは、薬剤師の職務が良い悪いではなく、私が一生をかけてやりたいことを考えた時に、薬局業務に従事し続けることにどこか違和感を感じていたからです。

ヒト・モノ・カネの問題とずっと付き合いながら地域医療に関わる覚悟や私の中の大義名分(一生をかけて薬剤師としてやりたいこと)が見つかりませんでした。


人生このままでいいのかなと悩んでいたものの、明確な答えが出てはいませんでした。
その一方で、社内では少しずつ役職も上がり、独立するかどうかといった話も出ていました。

ただ、薬剤疫学に関心を持つまでは、薬剤師を一生の職務にすることになぜ違和感があるのかを私の中で顕在化しておらず、すっきりしないモヤモヤ日々が続いていました。


そんな状況で1年ほど過ごしていましたが、𝕏を見ているとMPHをとって人生が変わったというポストを発見しました。
その方のポストを一通り見て「これだ!!!」と直感しました。


MPHに出会い、人生にワクワクした34歳の誕生日は今でも忘れません。

〜MPHを見つけた日からの私〜

34歳の誕生日にMPH受験を決め、情報をとにかく集めました。
私が住んでいる地方でも通えるのか、社会人大学院生は可能なのか等も含めてひたすらに調べました。

幸いにも近くの大学で通えそうであること、英語が少なくとも必要になることを理解してTOEICの受験を申し込み、テキストを一通り購入しました。


勢いで進みすぎてしまい、妻に相談をしたのはこのタイミングです。

社会人大学院生という想像もできない相談でしたが、「それがやりたいことなら応援する」と言ってもらうことができ、本格的に受験対策に入りました。

MPHを見つけてから3日以内にはここまで行きつきました。


その後、下記に記すような紆余曲折があり、海外大学院のオンラインMPHに進学することを決断し、無事合格を勝ち取り今に至ります。

〜私が仕事で考えるもの〜

生意気ではありますが、私は「仕事」に対して

1.一生できるものであること
2.海外を相手にできる仕事であること
3.子供の世代に残せる仕事であること

これらの三つを中心軸として考えています。


この三つが言語化できたのは薬剤師になった32歳頃でしたが、「これらが叶う可能性がある仕事に出会えたら幸せだ」と考えながら仕事をしていました。

もしかすると海外で薬剤師やテクニシャンをやるのも一つでしたが、直感的な表現になりますが私の中でスッと入ってくる選択には感じられませんでした。

加えて、私は人口が減り続ける日本でしか展開していないビジネスに、30代半ばから生涯をかけて向き合うのはどうかと思っていました。

その点、MPHは日本に比べて海外だとよりメジャーな学位となるので、世界に繋がってくれると良いなと思い選択しました。

〜後々気づいたこと〜

ずっと持っていたモヤモヤが一瞬で晴れた経験をしたのですが、よくよく考えると、私が元々薬学に進んだ理由がやりたいことに一致していたのだと最近気づきました。

私ごとになりますが、子供の頃からアトピー性皮膚炎でとても苦しんできました。

「私ですらこんな大変なのにもっと大変な人たちに貢献したい、薬なら一つ作ればたくさんの人を救える、効率いいじゃん」と、とても安易な高校生の思考で薬学に決めました。

しかし、大学に入って一つの薬を作るのは簡単ではないことや、基礎研究の研究室に入ったこともあり無謀さに気付き諦めました。

ただ、薬剤疫学の分野に出会いリアルワールドデータ(RWD)を使ってデータを出すことで、医療のほんの少しの貢献ができる可能性があります。

これは、一人でも多くの患者さんの手助けをしたいという、最初の大層な目標がほんの少しだけ叶うのではないかと考えるようになりました。

なぜそのMPHを選んだか

私がLSHTMを進学先にした最大の理由は「生きているうちに世界トップ3の大学院に入るチャンスはもうないだろう」と思ったからです。

〜元々は地方の国内SPHを考えていた〜

正直に言うと、私はそもそも海外大学院は目指していませんでした。ただ、国内SPHが不可能となり、目指すなら海外しかなかったという背景があります。


現在、私は地方都市に在住しており、そこに住み続けながら公衆衛生を学ぶことのできる大学院を探していました。

リサーチをしていく中で、社会人大学院生でも受け入れ可能な大学院を見つけた時には、心の底から安心し嬉しかった記憶があります(子あり家族のため、収入が途絶えるのは難しいため)。

しかし、教授の承認が必要という条件に少し不安を感じながらも、意を決してメールを送りました。

やりたいことが明確になり、社会人大学院生として新たな一歩を踏み出せる喜びと、英語の壁を乗り越えられるという期待感で胸がいっぱいでした。

ところが、教授からの返信は、私の期待とは裏腹に「見送らせてください」というものでした。その時は、言葉にならないほどの落胆感を覚えました。

諦めきれなかった私は「MPHを本当にやりたいか?」と考え直しました。
そして、1ヶ月後に再度教授に連絡をして、2時間ほど直接会って話をしました。
それでも答えは「受け入れることはできません」でした。

教授の決断にはきっと理由はあるのでしょうが、本音を言うと「日本社会においては30代半ばで勉強をやりたい人を受け入れる環境はないのだな」と痛感した瞬間でした。

〜国内MPHへの道が閉ざされた先に考えたこと〜

断られた以上、その大学院への進学は諦めるしかありませんでした。

しかし、本当にMPHの道は諦めるべきなのか、一週間じっくり考えました。やりたいことがあるのに、たった一つの壁で諦めるのは、果たして正しいのだろうか、と。


ただ、私は地方に住んでいるため首都圏の大学へ通うことは現実的に不可能でした。
断られた大学以外には転居するほかはありませんでした。

コロナ禍だったこともあり「もしかするとオンラインで学べる大学院があるかもしれない」と思い、国内のMPHを探してみましたが、見つかりませんでした。

「これは厳しいな」と思いながら調べていると、海外MPHであればオンラインで学べるかもしれないことが分かりました。

調べれば調べるほど、オンラインの海外大学院であればPublic Healthを学ぶチャンスがあることが鮮明になりました。

それと同時に、英語で授業を受けて本当に卒業できるのか、そもそも進学できるのかといった、不安や悩みは数多くありました。

ですが、将来に対してモヤモヤしていた状況に、一筋の光が差し込んだように感じました。
このチャンスを逃す手はないと思い、海外MPHにオンラインで進学することを決意しました。


そこからはもう行動あるのみです。


本当にオンラインでMPHが取れるのか、どのくらいの大学でコースの提供があるのかをひたすら調べました。
オンラインで大学院に進学することは想像できず、数が少ないと思っていました。

しかし、調べてみると世界中にMPHをオンラインで取得できる大学が想像よりも多くありました。
さらに、日本の大学より上位の大学でも受講できることが分かりました。

ここなら夢が叶うかもしれないとワクワクしたことを今でも覚えています。

〜海外MPHでイギリスを選んだ理由〜

オンラインコースの提供はアメリカとイギリスが中心となっています。

最終的にイギリスの大学院を受験することを決意しました。

理由は、高いレベルの環境が揃っている上に、貯金で支払える範囲の学費だったからです。アメリカは学費が高く、オンライン進学をカバーしてくれる奨学金はほとんどありませんでした。

年齢的にも30歳半ばに出してくれる奨学金はほとんど無いと頭を切り替え、私の貯金でも通えるイギリスのみに絞りました。

加えてアメリカだとGRE等の試験があり、1年で合格できる可能性が限りなく低く感じたことも候補から外した理由です。


一方で、ここでは情報の少なさが影響していたのは間違いありません

もしかすると、ドイツ等の他のヨーロッパの国やオーストラリア、中国などの地域をもっと調べても良かったと思います。

イギリスのオンラインコースは現地ほど高くないとはいえ、安い買い物ではありません。ただ、本業+英語の勉強もあったので、ある程度の学費は覚悟をしていました。

卒業後に年収を上げて「学費分を回収すればいいや」くらいの感覚で割り切りました。

〜正直にいうと、LSHTMは記念受験でした〜

結果として6校ほど受験し、幸いにも全てoffer(合格)をいただくことができました。

イギリスは幸いにもPublic Healthの分野で世界150位以内に入る大学が多くある上に、受験料はほぼ全ての大学で無料でした。

そのため、滑り止めの1校(それでも150位以内)を含む5校の受験を決めました。

「せっかくの機会なのでレベルが高い大学も1校だけ申し込もう」と思いLondon School of Hygiene and Tropical Medicine(LSHTM)に書類を送りました。

こんなにレベルが高いところは無理だろうと思っていましたが、まさかの無条件合格
驚きすぎて、本当に合格なのかを大学へ問い合わせました(笑)。

LSHTMから合格をいただくまでは、学費が抑えられる他の大学院にいく予定でした。

ただ、世界トップの大学で学べるチャンスは二度とないチャンスだと思い、LSHTMに進学を決意しました。

(続きはページの後半へ)

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受験対策でやったこと

受験対策ですが、イギリスの大学院出願にテストは全く必要ありません。

必要になるのは、

1.志望動機
 (Personal Statement)
2.履歴書(Resume)
3.推薦状2通
4.卒業証明書と成績証明書(英文)
5.英語のスコア

の5つです。

特に注意が必要なのは 5. 英語のスコア です。

出願する時には必要なスコアをクリアする必要はなく、受験をしていなくても大丈夫です。

イギリスの大学院はconditional offer(条件付き合格)とunconditional offer(無条件合格)の2種類があります。

まずは英語のスコア以外の書類で条件付き合格を勝ち取り、英語のスコアで無条件にすることが一般的です。

また、海外MPHの席は早い者勝ちです。

10〜11月頃に次年度の入学の募集が始まりますが、枠の数が決まっています。
どれだけ優秀でも申し込みが遅く、枠が埋まっていたら申し込みすらできません。

つまり、海外大学院進学には1〜4をまず終わらせ英語の勉強をすることが一つの戦略です。

書類を集める上で1番大変だったのは間違いなく「推薦状」です。
推薦状については、下記に詳細を記しています。

他の書類はエージェントと契約して都度相談し、ネイティブチェックを入れて完成させました。

受験期に大変だったこと

進学先が決まるまでに大変だったことは「情報の乏しさ」「推薦状」「英語」の三つです。

「情報の乏しさ」

"オンラインで海外大学院に働きながら通う"

このワードの並びだけでも情報が乏しいことを理解していただけるかと思います。

私が受験を決意した時に世の中に落ちている情報は、恐らく2-3個のブログのみでした。

どこの大学にオンラインのMPHがあるのか、進学には何が必要なのかは全く分かりませんでした。「〇〇大学の強い領域はこれ」といった情報は存在さえしませんでした。

国内大学から海外大学に切り替えてから1ヶ月ほどは、毎日のようにGoogleで「MPH online」と検索して、とにかく調べていました。同じブログは何十回と見ました。

そのくらい情報戦の面は大変でした。
この経験が、現在コツコツとブログを書くきっかけになりました。

海外留学エージェントの方にサポートをしていただいたことは本当に救いとなりました。

もちろん、全て自分で情報収集して受験をすることも、一つの考えだと思います。
しかし、働きながら全てを自分だけで行うことは不可能だと割り切って頼りました。

「推薦状」

これは日本にいると全くイメージできないと思いますが(私はさっぱり分かりませんでした)、大学院進学にテストはありません。

その代わりに「この人はあなたの学校に通う価値がある人だよ」と推薦状で証明してもらう必要があります。

イギリスの大学院で必要な推薦状は2通で、国によっては3通必要となります。

推薦状を書くのは誰でも良いのではなく、会社の上司・大学時代の恩師・その領域の研究者など、権威や専門性がある方に書いていただく必要があります。

1通は研究室の教授にお願いをしました。
母校の学生支援センターの方や公衆衛生学の教授を通じて相談をしました。

大学を卒業して10年ほど経っていましたが、承諾していただき感謝をしています。

もう1通は会社の上司に書いていただきました。

「英語」

ここが一番精神的に辛く、長い戦いとなりました。

イギリスの大学院だと英語のスコアの提出が必要になります。

テストはIELTS・TOEFL・Duolingoなどの中から選べます。

私はイギリスの大学院で最もメジャーだと思った、IELTSを深く考えずに選びました。

国内大学院を目指して際のTOEICのスコアは770点だったので、苦労をすると予想していましたが、予想の10倍は苦労をしました。

スコアが思うように伸びない中で勉強を継続すること、テスト受験料やオンライン英会話の代金、勉強時間の確保などに苦労をしました。

精神面は「MPHの受験は1年で終わり」と決意をしていたので乗り越えられました。

金銭面では、IELTSで良いスコアが出るまで受けると決めていました。
毎月申し込み、計7回受験しました。

ただ、受験料が1回3万円弱かかりますので、ご自身にあったプランで受けることが良いと思います。


時間に関しては、可処分時間は全て英語に充てると決意をしていました。
睡眠時間(約5−6時間)を除く「可処分時間-本業-家族=英語」のスタンスで英語と向き合いました。

平均すると1日に3〜4時間は勉強をしました。

まず、Kindleに単語帳を入れ、トイレや半身浴をしながら単語帳で勉強したことは懐かしい思い出です。

参考書は同じものを何回も繰り返し勉強しました。ケンブリッジの公式問題集は3年分を少なくとも3周し、単語帳も3周は繰り返しました。

ライティングは必ず他の方に見てもらい、1つずつ課題を作り取り組みました。

スピーキングは問題に対する回答を作り、運転中などにひたすらブツブツ言っていました。

オンラインで海外の講師と話すと何度も詰まり、何度も悔しい思いをしました。スピーキングは一番苦手でした。


英語に何回も心を折られましたが、受験は1年だけと決めていたのもあり、後悔しない選択を取るようにしていました。

英語が本当に辛かった時期、「ここで諦めてしまえばLSHTMに通うチャンス、MPHを通じて多くの方々と関わるチャンス、将来の疫学のキャリアがなくなる」と考えました。

その思いが支えとなり継続してきた自分は、今となっては本当に良く頑張ったと思います。

ちなみに今は英語学習が大学院の勉強に代わり勉強時間が増えています。英語学習が大学院生活の助走期間だということを身をもって体験しています。

〜その他〜

よく聞かれることの1つに「なぜ、一人で戦い続けられるのか」があります。

この理由は主に2つあります。


1つ目は「自分で決めたことだから簡単に諦めるわけにはいかないから」です。

もし、あなたの友達がオンラインの海外大学院に一人で挑むと聞くと、普通は理解することは難しいのではないでしょうか。

ですが、ようやく見つけたやりたいことを叶えるチャンスが目の前に広がった時に、簡単に諦めることができるでしょうか。

私はたまたまそれが「オンライン海外大学院」だっただけです。

この先の長い人生を見据えた時に、進学を諦め今までのモヤモヤした生活を続けることになると思うと、私にとっては比較的簡単な決断でした。

地方に住んでいること、収入を無くすことはできないこと、家族がいて簡単に住居を変えられないこと。

困難な条件の中でも目標の1歩目を踏み出すチャンスがあるだけで幸せであると考えています。

なので、一度も諦める選択肢はありませんでした。


2つ目は「妻が応援してくれたこと」です。

社会人大学院生は家族の協力なしでは不可能です。
時間のやりくりは自分で解決できることもありますが、子供がいるとどうしても勉強時間の確保が難しい瞬間が出てきます。

2−3時間でも勉強に集中できるように子供を外に連れて行ってくれたり、精力的に協力してもらいとても助けられています。
そもそも、進学を認めてくれたこと自体に感謝しかありません。

受験生に伝えたいメッセージ

私がここでお伝えしたいのは「やりたいことに年齢は関係ない」ということです。

海外大学院に進学したことを話すと「え?30代ですごいね」や「薬剤師の免許あるじゃん」とよく言われます。

ただ、LSHTMに進学してから同級生や先生と話す時、掲示板に自己紹介をする(どこに住んでいて何をしているか書いてほしいと大学側から言われます)時に年齢に触れることも年齢を話すこともありません。

私は最初から海外大学院を狙っていたわけではないですが、薬剤疫学に興味を持ち、SPHに進学すると決めた日から一直線に進んで今に至ります。

その中でたくさんの方と知り合い、今ではmJOHNSNOWで薬剤疫学のきっかけをくれた方と一緒に仕事をしています。
何かをやりたいと思った時、年齢や周りの意見など「やらなくてもいい理由」はたくさん出てきます。

ですが、一度きりの人生なのでやりたいことに突っ走る方が楽しいのだと思います。

繰り返しになりますが、仕事をしながら大学院に通いたいと相談したら「いいじゃん!それがやりたいならやりなよ」と背中を押してくれた妻には心から感謝しかありません。


最後になりますが、この記事と私の経験が、私と同じように海外オンラインMPH進学に悩める学生や社会人の選択肢となることを心より願っています。

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