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【キャリア解説】脳外科医 × 起業家:全ての医療者にビジネスマインドを - vol.21

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【キャリア解説】脳外科医 × 起業家:全ての医療者にビジネスマインドを - vol.21

2025.05.25

医療現場の非効率さに疑問を持ち、脳外科医から医療系スタートアップの執行役員へ、そして独立して起業するという道を選んだ私のキャリア。

その背景には、医療現場をより良くしたいという思いがあります。

非効率な雑務に追われる医療現場を、貴重な人材が本質的な業務に集中できる環境へ変えたいという思いから、臨床とビジネスの両方を経験し、医療業界に対して私が提供できる価値を追求してきました。

これからの医療業界には、医療の本質を理解しつつ、ビジネスの視点も持ち合わせた人材が必要です。

本記事では、医師がビジネスと関わることの重要性、そして今後の医療業界に必要なビジネスマインドについて、自身の経験をもとにお伝えします。

ビジネスへ興味のある医師、企業やスタートアップへの転職を考えている医療従事者、病院運営に危機感を抱いている方などに必見の記事です。

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この記事のまとめ

この記事を読むと分かること

  • 医師がスタートアップに転職したり、起業したりすることのリアル

  • 医療従事者がビジネスの世界でどのような活躍ができるか

  • 今後の医療業界の展望

この記事は誰に向けて書いているか

  • 「勤務医を続けるだけでいいのかな…」と悩む医師

  • ビジネスへ興味のある医師

  • 企業やスタートアップへの転職を考えている医療従事者

キャリアシリーズ

  • vol.1:製薬企業で実践するパブリックヘルス - 疫学とエビデンスジェネレーションについて

  • vol.6:理学療法士が遂げた実績ゼロからのキャリアチェンジ - 企業で働く疫学専門家のリアルを語る

  • vol.10:アカデミアからグローバル製薬企業へ - 医師&研究者が語る海外キャリアチェンジの実情とヒント

  • vol.11:専門性の獲得に遅すぎることはない - 二足の草鞋で極める生物統計家のキャリアパス

  • vol.29:食品メーカーの企業研究者 - 栄養疫学で、企業に価値を、人々に健康を

執筆者の紹介

氏名:吉川 響(X:吉川 響 医師×生成AI、note:吉川 響 医師×会社経営
所属:Inherigency合同会社 代表・医師
自己紹介:脳神経外科医として臨床経験を積んだ後、医療系スタートアップに転職執行役員CMOとして病院向け事業を拡大。 2024年に独立し起業。現在は医師としての専門知識とビジネス経験を活かし、医療機関の人事評価制度設計や採用支援、企業のヘルスケア事業立ち上げ支援などのコンサルティング事業を展開医療とビジネスの融合による医療界の変革に情熱を注ぐ。Xフォロワー1,000人超え、最近のポストでは24万回再生を集める有意義な内容満載のnoteを用いた発信活動も行う。

編集者

氏名:菊池祐介
所属:mMEDICI株式会社
専門性:作業療法学修士。首都大学東京(現東京都立大学)・東京都立大学大学院を卒業後、病院勤務を経て専門学校・私立大学にて作業療法教育、地域共生社会の醸成に向けたリハビリテーション専門職の支援に対する研究に従事。現在は心身の健康とその人らしさの実現に向け、保険内外でのクライアント支援を展開している。作業療法の社会的意義向上を信念に、mMEDICI株式会社に参画。

監修者

氏名:廣瀬直紀
所属:mMEDICI株式会社
専門性:保健学博士・公衆衛生学修士。東京大学・東京大学大学院を卒業後、外資系製薬企業の疫学専門家として薬剤疫学・リアルワールドデータ研究を専門とする。日本・グローバルの双方で活動したのちに、全ての人がアクセス可能な一流の知のプラットフォームを作り、「知に繁栄を、辺野に豊穣を」実現すべく、mMEDICI株式会社を創業。

私のキャリア年表

今のキャリアについて

はじめに

こんにちは!吉川響と申します。
この記事は私が歩んできた珍しいキャリアの紹介になります。

昨今の医療業界には閉塞感が漂っており、自らのキャリアについて不安を感じる医師・医療従事者の方も多いのではないでしょうか?

それもそのはず。SNSを開けばこんな声が溢れています。
「このまま勤務医を続けるだけでいいのかな...」
「保険診療ってどうなっちゃうんだろう?」

そんな方々にとって、何か少しでも新しい視点だったり、刺激だったり、プラスになるものを提供できればと思います。

私が歩んできたキャリア

私は下記のようなキャリアを歩んできました。
脳外科医 → 医療系スタートアップの執行役員 → 起業

医師を辞めて、スタートアップの世界に飛び込み、今は自分の会社を作って事業を行っています。

医師を辞めて飛び込んだスタートアップ企業では、その企業が提供していた動画コンテンツを制作・管理・監修する"コンテンツマネージャー"からスタートしました。

その後、チーム全体を動画制作の部門から社内のドメイン業務(医療の専門知識を要する業務)を全て担うドメインエキスパートチームに発展させました。

最終的には執行役員や戦略室の室長といった役職に就き、事業開発や戦略策定をメインに行い、病院向け事業をPMFに導きました。

PMFとはProduct Market Fitの略で、プロダクトの提供価値を一定レベルまで高め、適した市場を探し出し、安定した売上が確立できるようになることを指します。

PMFをきっかけに私は医療系スタートアップ企業を卒業し、2024年末ごろに会社を設立しました。

ビジネス経験のある医師という特異性を活かして、主に医療機関向けの人事評価制度の設計や採用支援、一般企業のヘルスケアビジネスのコンサルティングを行っています。

「医師を辞めて、不安定なスタートアップ企業に就職する」
「スタートアップ企業から独立して起業する」 
そのどちらも容易な決断ではありませんでした。

それぞれの意思決定にはどのような背景があったのか、そしてその先に私が目指しているものは何なのか、解説していきます。

なぜそのキャリアを選んだのか

二つのターニングポイント

前述の通り、私のキャリアには二つのターニングポイントがありました。

一つ目:医師を辞めてスタートアップ企業に就職
二つ目:スタートアップ企業から独立して起業

それぞれのターニングポイントについて、どのような意思決定が背景にあったのかを説明いたします。

なぜ脳外科医を辞めたのか

私は、医学部を卒業し初期研修を終了した後、脳という神秘的な臓器や、手術という繊細の極みのような技術に魅せられ、脳神経外科医としてのキャリアをスタートしました。

本格的に医師として働く中で、やりがいとは裏腹に実感したのは「いかに医療現場が非効率的であるか」ということです。

大量の書類、ハンコ、使いづらい電子カルテ、メッセージではなく電話中心のコミュニケーション文化...

あげればキリがないのですが、医療現場はとにかく非効率的な雑務に溢れています。本来であれば、手術の準備や患者さんとの対話など、本質的な業務に専念したいのですが、とてもそんな状況ではありませんでした。

医師というのは、特に脳外科は、おそらく皆さんの想像を絶するレベルの激務です。しかしその裏には、何も価値あるものを生み出さないノンコア業務で溢れかえっているのです。

脳外科は学問としても手術手技としても、非常に深く面白く、やりがいのある仕事です。しかし、現場がこのような状況なので、身体的・精神的に疲弊して辞めてしまう人も多い診療科です。

脳神経外科医という、ずば抜けて頭が良く、それでいて人間離れした繊細な技術を持つ人々が疲弊してメスを下ろす様子を、私は幾度となく見てきました。その度に口惜しい思いを抱き、そして次第に、誰かがこんな状況を変えないといけないと考えるようになりました。


「医療現場を変える」
それが、私が脳外科医から企業に就職しようと思った大きな理由です。

「医療現場をもっと効率化しないといけない」
「貴重な人材が、より本質的な業務に携われるように変革を起こさないといけない」

そう考えて起業の道などを模索していたところ、たまたま医療系スタートアップ企業のCEOと出会う機会がありました。

その会社はまだ設立まもなく、サービスをやっとローンチしたところでしたが、どうしても医師をメンバーに加えたいということでした。医療現場の課題を解決し、生産性向上に大きく寄与するようなサービスでした。

私はそのCEOとすぐに意気投合し、3日後には医師を辞めることを決意しました。

医局を飛び出してスタートアップの世界へ飛び込んでみると、そこには今までの私の常識とは全く違う世界が広がっていました。

心理的安全性を重視し互いに率直な意見を交わしあえる文化情報の共有や透明性を重視する姿勢、そして「世界を変えるんだ」という情熱と泥臭さ。どれもすべて病院では触れることのできなかったものです。

その企業で私は、医療現場を効率化するSaaSの事業開発に従事し、事業戦略の策定をメインにマーケティング・セールス・プロダクトマネジメント等々もかじりました。

時間はあっという間に過ぎていき、小さな会社の小さなサービスは多くの医療機関に受け入れられるようになり、私自身も卒業のタイミングを迎えて次のステージへ進みました。

なぜ起業したのか

ここからは、私がなぜその企業を辞めて新たに会社を立ち上げたのかということについてお話しします。

そのスタートアップ企業には2年半在籍し、最終的には執行役員として経営に参画していました。事業は軌道に乗り、多くの医療機関に価値を提供できるようになりました。

そうした時に、とあるきっかけがあり、「自分が医療業界に対して貢献できる価値は何なのか?」という事を今一度問い直す機会がありました。

医療というのは難しいです。

国のインフラであり、公共財とは言わないまでもメリット財であり、ゼロリスクが求められ内部にいる医療従事者も通常のビジネスパーソンとは全く違う論理と力学で動いている。

日夜、医療崩壊が叫ばれるにも関わらず、社会保険費の高騰で市井からはネガティブな感情をぶつけられる。

そんな業界、そんなご時世だからこそ、医療現場とビジネスの両方を経験した現在、私が提供できる価値の中でインパクトが大きいものはなんなのだろうということを考える必要がありました。

なかなか答えは出なかったのですが、ひとまずゼロベースの柔軟な考え方で、私と医療業界との関わりを考え直す必要性があると考えました。

それはビジネスかもしれないしビジネスではないかもしれない。しかしながら、自由に動くために、人に迷惑をかけず自分の責任で動けるようにするために、それでいて何かしらのカンバンを持つために、とりあえず独立して会社を作ることが手っ取り早いという結論に達しました。


抽象的な話ばかり続いてしまってすみません。ただこのような考えから私は2024年11月に会社を創業しました。

私にとって起業というのは、これからの私のキャリアのためのベースキャンプ作りのようなものです。提供している事業の一つ一つ(医療機関や企業へのコンサルティング)はベースキャンプ作りに付随する営みです。

企業から独立して会社を創業することは、事業内容からの逆算ではなく、私自身が自らの生き様をどう形作りたいのか、ということを起点にした意思決定です。

ですので、取り組んでいる事業ではなく、私という個人がフォーカスされることが望ましいと考えています。 それがなぜか、ということに関しては次の章で説明します。

(続きはページの後半へ)

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私のキャリアの最終目標

私がキャリアの中で最終的に目指していることは、自分自身が事業に取り組む姿を通じて、他の医師にもっとビジネスに触れてもらうことです。

理由は、病院経営、さらには医局運営にもビジネスマインドやビジネスに関連するスキルセット(営業、マーケティング、開発、デザイン、戦略策定、組織開発など)が必要とされる時代がやってくるからです。

病院経営とビジネス

病院運営の悪化は頻繁に報道されており、多くの医療従事者が危機感を持ち始めています。 一方で、病院の経営を司る病院長は臨床経験の豊富さや病院内での人望によって選ばれることが一般的であり、経営能力やビジネスの経験値で選ばれることはありません。

確かに、地域の大病院を率いるにあたって一定の臨床能力も重要な要素ですが、これからの時代それだけでは不十分でしょう。

経営の観点からシビアな決断ができたり、PLだけを気にするのではなくBS思考も兼ね備えていたりビジネス指向の病院長や幹部が必要不可欠です。

時代に合わせた鋭敏な経営感覚を持ち合わせた医師が増えなければ、厳しい医療経済環境の中で病院を存続させることはますます難しくなるでしょう。

医局運営とビジネスマインド

病院経営ほど話題になっていませんが、個人的に非常に重要だと思っているのが、医局運営の在り方です。

医療資源の集約化が進んでいく中で、地域医療は再定義されつつあります。 現在は求心力を落としてしまっている大学医局が、地域医療の担い手としてもっとプレゼンスを発揮しなければならない場面が近い将来やってくるでしょう(あるいは日本の地域医療が大崩壊するか...です)。

医局運営はこれからもっと難しい舵取りが要求されます。なぜなら、医局組織というギルド文化は成熟期から衰退期に突入しており、中小規模の医局が大規模医局に実権を握られる例が増えているからです。

これは一般的な業界のライフサイクルで、市場が成熟し衰退期に差し掛かると上位企業から中位〜下位企業に対するM&Aが増加する現象と類似しています。

その結果、一つの医局が担う責任範囲が増えたり、組織が大規模化することで運営そのものが複雑になったりしていきます。

肥大化していく医局を適切に運営し日本の地域医療を守っていくためには、「手術が上手・研究業績がある」だけではなく、ビジネスの観点で医局を守り、組織のビジョンを明確に打ち出すことのできるリーダーが必要です。

これからの時代の病院経営や医局運営に必要なリーダーを増やすこと、自分自身がその1人になること、それが私の目指すキャリアの最終目標です。

そのためにまずは、私自身が一廉の人物になり、その生き様を出来るだけ多くの医師に知ってもらうことが必要になります。 医療の未来は、医療の本質を理解しつつビジネスの視点も持ち合わせた人材によって切り拓かれると、私は確信しています。

私と似たキャリアを目指す人へのメッセージ

最後に、医師としてのキャリアに悩んでいる方、ビジネスに興味を持っている医療従事者の方々へメッセージを送りたいと思います。

まず伝えたいのは、私のように医者を辞めたり医局を辞めたりする必要は全くないということです。 キャリアとは今の仕事を辞めるか続けるかという二者択一の話ではありません。

「自分自身がどう在りたいか」と考え抜いた後に見えてくる道筋こそがキャリアパスです。

事業に触れる・ビジネスの観点で物事を考えられる人材がこれからの医療業界には必要です。そして、医師を続けながらビジネスに関わる方法はたくさんあります。

例えば、noteなどでの情報発信、スポットコンサルティング、メディカルライティング、あるいは不動産投資など、医師としての本業を続けながら事業を行うチャンスは無数に転がっています。

医療の本質を理解し、その上でビジネスの視点も持ち合わせた人材こそが、これからの医療業界に真に必要とされる存在です。 そんな人材が一人でも増えれば、私たちの業界はより良い方向に変わっていくでしょう。

医療業界に真に必要な人材であり続けるために、一緒に頑張りましょう!

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シリーズ一覧

キャリアシリーズ

  • vol.1:製薬企業で実践するパブリックヘルス - 疫学とエビデンスジェネレーションについて

  • vol.6:理学療法士が遂げた実績ゼロからのキャリアチェンジ - 企業で働く疫学専門家のリアルを語る

  • vol.10:アカデミアからグローバル製薬企業へ - 医師&研究者が語る海外キャリアチェンジの実情とヒント

  • vol.11:専門性の獲得に遅すぎることはない - 二足の草鞋で極める生物統計家のキャリアパス

  • vol.29:食品メーカーの企業研究者 - 栄養疫学で、企業に価値を、人々に健康を

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