
【採択者が語る奨学金獲得のコツ】JEES・三菱商事 科学技術学生奨学金 - vol.2
2025.10.16
博士課程に進学した筆者は、学業と研究に専念するため、生活面を支える奨学金の必要性を強く感じていました。
複数の選択肢を検討する中で、「JEES・三菱商事 科学技術学生奨学金」に出会い、申請書の作成や面接対策に取り組んだ結果、無事採択に至ります。
本記事では、筆者が実際に意識したポイントや、申請過程での工夫を詳しく紹介します。
博士課程進学を見据え、奨学金の申請を検討している方にぜひ読んでいただきたい内容です。
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- この記事のまとめ
- この記事を読むと分かること
- この記事は誰に向けて書いているか
- 獲得ノウハウシリーズ
- 申請者情報
- 氏名
- 所属
- 助成金情報
- 奨学金名
- 助成団体名
- 奨学金・助成団体の理念
- URL
- 奨学金の目的
- 応募資格
- 支給額
- 募集時期・締切
- 応募時の情報
- 応募時の所属
- 所属学部・研究科
- 応募当時の年齢
- 他奨学金の受給
- 【オンラインスクール mJOHNSNOW入会受付中:7日間無料お試し】
- 申請までの経緯
- 奨学金を知ったきっかけ
- この助成金を選んだ理由
- 申請ノウハウ
- 選考方法
- 必要書類
- 申請書準備のタイムスケジュール
- 申請書の作成で意識・工夫した点
- 奨学金の用途
- 奨学金の主要使途
- この奨学金で得られたメリット・変化
- これから応募する人へのエール
- 【オンラインスクール mJOHNSNOW入会受付中:7日間無料お試し】
- 【YouTubeラジオコンテンツ 耳から学ぶシリーズ】
この記事のまとめ
この記事を読むと分かること
JEES・三菱商事科学技術学生奨学金の採用(採択)例
採択者が申請書を書く際に意識している点
採択される申請書の書き方
この記事は誰に向けて書いているか
奨学金の申請をしようと考えている方
申請書の書き方に悩んでいる方
採択された方の経験談を知りたい方
獲得ノウハウシリーズ
【研究助成金】
vol.1:科研費 スタート支援 - 社会医学、看護学およびその関連分野
vol.2:科研費 基盤(C) - 生涯発達看護学関連
vol.3:古川医療福祉設備振興財団研究助成 - 医療・福祉、リハビリ分野
vol.4:科研費 若手研究 - 高齢者看護学および地域看護学関連
【奨学金】
vol.1:吉田育英会 海外プログラム
vol.2:JEES・三菱商事 科学技術学生奨学金(本記事)
申請者情報
氏名
清水みのり
所属
東北大学大学院農学研究科
助成金情報
奨学金名
JEES・三菱商事 科学技術学生奨学金
助成団体名
運営団体:公益財団法人 日本国際教育支援協会(JEES)
資金提供団体:三菱商事株式会社
奨学金・助成団体の理念
2021年から、国内の科学技術学生人材空洞化が問題となっている状況を踏まえ、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)冠奨学金事業の下、国内の大学院生(博士課程)を対象の奨学金を創設しました。(三菱商事株式会社HPより)
URL
※詳細については、自身の在籍大学が指定校かどうかを在籍大学の奨学金担当窓口に問い合わせいただき、募集要項等をご確認ください。
奨学金の目的
日本国内理系大学院生(博士後期課程)に対して経済的な支援を行うこと
応募資格
(令和7年度募集要項より抜粋)次の各号の全てに該当する者。
(1) 令和7年4月に本協会が指定する日本国内の大学(以下「大学」という。)の博士(博士後期)課程に正規生として在籍する者。
※一貫制博士課程の3、4、5年次は博士(博士後期)課程とみなす。
(2) 日本国籍を有する者、又は日本への永住を許可されている者。
(3) 成績が優れ、将来、研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な 高度な能力を備え、活動出来ると認められること。
(4) 理系分野を専攻する者。(医学部・薬学部は除く。)
(5) 本奨学金の支給期間中、本協会が実施する他の奨学金を受給せず、他の団体から受ける奨学金等の受給額合計が年額600,000円(月額50,000円相当)以下である者。
[貸与型奨学金(返済が必要なもの)、学費免除、特別研究員制度、次世代研究者挑戦的研究プログラム、科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業は除く。]
(6) 経済的援助を必要とする者。
(7) 心身共に健康であり、かつ品行方正で学業成績が優秀な者。
(8) 令和7年4月に在籍する大学の長の推薦を受けることができる者。
※応募を希望される方は最新の募集要項をご確認ください。
支給額
月額奨学金:100,000円
一時金:100,000 円
募集時期・締切
支給対象年度の前年秋〜冬頃(11 〜1月)
※「募集期間」と別に、指定校での学内募集選考における締切が設けられる場合がありますのでご注意ください。また、募集時期は年度によって異なる可能性があるため、大学窓口の案内等をご確認ください。
応募時の情報
応募時の所属
東北大学大学院
所属学部・研究科
農学研究科・農芸化学専攻
応募当時の年齢
25歳
他奨学金の受給
なし
(続きはページの後半へ)
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申請までの経緯
奨学金を知ったきっかけ
大学の掲示板
この助成金を選んだ理由
博士後期課程に進学を希望していた当時、学業・研究生活を支えるための経済支援が必要でした。
進学年度の前年11月頃、大学からの案内で本奨学金を知り、企業理念に強く共感したこともあり申請を決めました。
返済不要であることや授業料・生活費を工面できる点は重視していたものの、理念や企業の取り組みに抱いた関心が意欲となって申請を後押ししてくれたと振り返ります。
申請ノウハウ
選考方法
書類選考
必要書類
申請書、推薦状
※応募を希望される方は最新の募集要項をご確認ください。
申請書準備のタイムスケジュール
11月初旬に募集要項・願書のフォーマットを確認し、実験および修士論文執筆の傍ら、夜間に時間をとり少しずつ準備を進めました。
フォーマットを確認後は、本奨学金に関連するHP(三菱商事株式会社、JEES等)を閲覧し、理念や事業紹介に加え、取り組み内容や一部の事業報告書にも目を通しました。
特に関心を抱いた情報については熟読し、奨学金事業を担う企業を深く理解する作業を行いました。
11月下旬から12月中旬にかけて、願書の作成とともに、指導教員に推薦書の作成をお願いしました。
奨学金の申請書は研究費申請と異なり、自分で添削しながら内容を完成させることが多いと理解しており、私もそのように文章作成と修正を同時並行で進めました。
12月中旬、大学窓口に願書等を提出し、学内推薦経由で申請を行いました。
申請書の作成で意識・工夫した点
願書で記載が求められたのは、応募理由、学習計画、将来の展望、自由記述2題でした。応募理由や学習計画、将来の展望については、その時点での状況や考えをありのままに記載しました。
意識したのは、自分をまったく知らない第三者にも、具体的な内容が意図通りに伝わるよう、表現を推敲することでした。
奨学金事業は、立場を変えれば(研究費がそうであるように)将来を担う人材への投資と理解することができます。そのため、自分の個人的な目標にとどまらず、企業の理念と接点を見出せるよう意識して記述しました。
もちろん、最終的には自分自身の言葉で語る以上、個人の見解を述べることに変わりはありません。
しかし、専門分野への関心だけでなく、人間としての普遍的な関心等、個人的な利益の外に意識を拡げ、かつ自分の考えと向き合い忠実に記述することで、「ありのまま」を審査に委ねる姿勢を大切にしました。
奨学金の用途
奨学金の主要使途
本奨学金支給期間中は、研究課題の変更に伴い文献精査に取り組むとともに、自分自身と向き合う時間も多くありました。
その過程で、大学院や研究室の枠を離れ、単独で国際会議の聴講や勉強会への参加、さらには個人応募によるインターンシップも経験しました。
本奨学金は、国際会議やインターンシップの参加費用、交通費、宿泊費に加え、文献複写、文献管理ツールや参考書の購入など、多方面に活用させていただきました。
この奨学金で得られたメリット・変化
私は管理栄養士養成課程を卒業後、農学研究科に進学し、栄養学や生命現象への関心を深めてきました。
博士課程進学時には研究課題を専門である栄養学に関連したテーマへと変更し、基盤のない状態から新たに仮説を立てるため、集中して文献調査に取り組みました。
そのような研究生活の中で、本奨学金の給付は大きな支えでした。
また、国際会議への参加や、自らの将来の貢献のあり方を模索した末に応募したインターンシップなど、意欲や迷いと向き合いながら、自分なりに納得のいく手ごたえを得られる体験を重ねることができました。
こうした挑戦や学びに没頭できたのも、経済的支援があってこそだと強く感じています。
これから応募する人へのエール
進学や挑戦には、不安やリスクが伴うと思います。そんな時こそ、自分が相談できる人を頼ったり、自分を認めて応援してくれる身近な人の言葉を信じたり、自分がこれまで経験して感じたこと、考えたことを信じてください。
奨学金申請には保証がないからこそ、一つ一つの申請に全力を尽くすことで、結果にかかわらず大きな経験となると思います。
また最終的には「相性」や「ご縁」に左右される部分も少なくありません。不安にとらわれすぎず、思いの丈をしっかり記述して、あとはどのように評価されるかを待つ、ということを繰り返すうちに、慣れていくものではないかと思います。
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シリーズ一覧
獲得ノウハウシリーズ
【研究助成金】
vol.1:科研費 スタート支援 - 社会医学、看護学およびその関連分野
vol.2:科研費 基盤(C) - 生涯発達看護学関連
vol.3:古川医療福祉設備振興財団研究助成 - 医療・福祉、リハビリ分野
vol.4:科研費 若手研究 - 高齢者看護学および地域看護学関連
【奨学金】
vol.1:吉田育英会 海外プログラム
vol.2:JEES・三菱商事 科学技術学生奨学金(本記事)
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