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【採択者が語る科研費獲得のコツ】採択確率を上げる第三者チェックという裏ワザ - 複数採択歴のある研究者が解説 vol.3

【採択者が語る科研費獲得のコツ】採択確率を上げる第三者チェックという裏ワザ - 複数採択歴のある研究者が解説 vol.3

2025.07.19

競争的資金、特に科研費の申請書は、研究内容の優劣だけでなく「いかに伝えるか」が採否を左右します。

限られた文字数の中で研究の独自性や意義を的確に伝えるには、第三者による客観的なチェックが極めて有効です。

本稿では、第三者チェックの具体的な意義や実践的な活用法、さらに近年活用が進むAIツールの有用性と限界について詳述します。

「研究の目的が曖昧」「研究のインパクトが伝わらない」といった課題を感じたことがある方は、ぜひ自分自身の研究に対する理解を深め、そして伝える力を磨くためのヒントとしてご活用ください。

採択者が語る科研費獲得のコツ シリーズ
vol.1:科研費とは何かを知り、スタートで差をつけろ
vol.2:「審査員の視点」で申請書を徹底解説
vol.3:採択確率を上げる第三者チェックという裏ワザ(本記事)
vol.4:具体例で学ぶ「採択される研究計画調書」の書き方
vol.5:科研費「不採択」から再挑戦するあなたへ - 「採択される」戦略を徹底解説

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この記事のまとめ

この記事を読むと分かること

  • 科研費など競争的資金の申請書における第三者チェックの具体的な意義と効果

  • チェックを依頼する相手・タイミング・方法に応じた実践的な活用法

  • ChatGPTなどAIツールを用いた申請書ブラッシュアップの利点と限界

この記事は誰に向けて書かれているのか

  • 科研費の申請書を初めて記載する方

  • 今まであまり申請に際して第三者チェックを使っていない方

  • 特に臨床研究で申請をする方

執筆者の紹介

氏 名:西脇 宏樹(Researchmap: https://researchmap.jp/nwacky1978
所 属:昭和医科大学藤が丘病院 内科系診療センター 内科(腎臓)
専門性:医師、専門は腎臓内科、膠原病内科。京都大学SPH、ハーバード公衆衛生大学院Principles and Practice of Clinical Researchを経て、福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターで臨床研究トレーニングを修了。現在はコホート研究とシステマティックレビュー・メタ解析を中心とした研究活動、ガイドラインの作成支援に従事し、競争的研究資金獲得の豊富な経験を有している。

1. はじめに

科研費や競争的資金における申請書の重要性

科研費をはじめとした競争的研究資金の申請は、研究者にとって極めて重要な活動の一つです。

限られた研究費を獲得するためには、研究の独自性や実現可能性、社会的意義などを限られた字数の中で効果的に伝える必要があります。

しかし、申請書の質を左右するのは、研究内容そのものの優劣だけではありません。

むしろ、その研究を「どのように伝えられるか」、つまり読み手である審査員に対して適切に理解され、納得されるかが採否に直結するのです。

採否を左右するのは「研究の質」だけではなく「伝わりやすさ」

申請書の内容がどれほど優れていても、論理の飛躍や表現の不明瞭さがあれば、審査員に十分に伝わらないことがあります。

特に、審査員が必ずしも申請者と同じ専門領域とは限らないことを考えると、申請書は専門外の読者にも理解可能な構成・表現で書かれている必要があります。

読み手である審査員が「限られた時間で多数の申請書を読む」という審査の実情を踏まえれば、申請書の「伝わりやすさ」は、研究の斬新さや完成度と同等に重視されるべき要素と言えます。

今回は、こうした観点から申請書の提出前に第三者にチェックしてもらうことの重要性に着目して解説します。

自身では気がつきにくい「論理の齟齬」や「表現の曖昧さ」を第三者の目で指摘してもらうことで、申請書の完成度を高めることができます。

また、近年ではChatGPTをはじめとしたAIによるチェックツールの活用も進んでおり、これらをどのように位置づけ、効果的に活かすかも検討すべき大切なテーマです。

本稿では、科研費などの申請書における第三者チェックの意義を整理し、具体的な活用法や実践的なコツを紹介します。この解説が申請書作成の質を一段引き上げるための手がかりとして役立つことを願っています。

2.第三者チェックとは何か

科研費や各種競争的資金の申請書を作成する過程において、いかにして読み手に正確かつ効果的に内容を伝えるかは、採択の可否を大きく左右する要素です。

その意味で「自分以外の他者」に申請書を読んでもらい、内容や構成、表現の明瞭さについて助言を受ける「第三者チェック」は、申請書の完成度を高めるうえで非常に有効な手段となります。

ここで言う第三者チェックとは、申請者自身ではなく、「申請書の読み手としての立場で文章の内容を客観的に確認するプロセス」を指します。

単なる誤字脱字の確認に留まらず「この説明はわかりやすいか」「論理の流れに飛躍はないか」「研究の独自性や意義が十分に伝わっているか」など、申請書の全体的な完成度を第三者の視点から評価することが目的です。


また、チェックを依頼する「第三者」には様々なタイプがあります。
研究室内の同僚や上司といった専門が近い研究者に加え、審査員に近い視点を持つ異分野の研究者、また研究支援部門URA(リサーチ・アドミニストレーター)のような研究支援の専門職に依頼することも有用です。

最近では学術専門のピアレビューサービスや、AIツールを用いた文書校閲の活用も進んでいます。

どの立場の第三者に依頼するかによって得られるフィードバックの性質も異なるため、目的に応じた組み合わせが望ましいでしょう。


さらに、第三者チェックを実施するタイミングも重要で、申請書作成の初期段階(草案段階)提出直前の両方で実施することに意義があります。

草案段階では、構成や論理展開の妥当性、研究計画の筋の通り方など大枠の部分に注目してもらうとよいでしょう。

一方、提出直前には、文法的なミスや誤字脱字、表現の冗長さや語句の重複など、細部のブラッシュアップに重点を置くことが求められます。


このように、第三者チェックは「自分では気がつきにくい問題点」を浮かび上がらせ、申請書をより説得力あるものに仕上げるための極めて有効なプロセスです。

本稿では、こうしたチェックをどのように実践的に活用するかを、次章以降でさらに詳しく述べていきます。

3.なぜ第三者チェックが有効なのか

申請書の質を高めるために、第三者チェックは非常に有効な手段です。
それでは、なぜ効果的なのでしょうか?以下に、その理由を四つの観点から整理します。

3 - 1.読み手の目線で申請書の客観性を担保できる

“申請者自身は内容を知りすぎており、論理の飛躍や説明不足に気づきにくい”

申請者は、自身の研究テーマに対する深い知識と愛着を持っているがゆえに、しばしば「自分にとっては当然のこと」を申請書に明記しないまま進めてしまうことがあります。

背景の説明が省略されていたり、仮説と研究目的のつながりが曖昧であったりと、読み手にとっては論理が飛躍して感じられることがあります。

本人にとっては「言わずもがな」な事柄であっても、審査員にとってはそうではないことを常に意識することが大切です。


“審査員は多忙かつ専門外である場合も多いため、平易で論理的な説明が必要”

特に科研費の審査では、申請者と専門分野が完全には一致しない審査員が含まれることも多く、そのような審査員にも理解できる平易な説明と論理の明瞭さが必要です。

第三者チェックを受けることで「この表現は専門外には伝わらないのではないか」「この部分は何を言いたいのか不明確だ」といったフィードバックを得ることができ、結果として“より伝わる申請書”に近づけることができます。

3 - 2.誤字脱字・文法ミスの低減

“単純な表記ミスも、印象を大きく損ねる要因となる”

どれほど優れた研究内容であっても、誤字脱字や文法的な誤りが散見されると、申請書全体の印象が大きく損なわれてしまいます。

細かなミスは、読み手に「丁寧さに欠ける」「内容も粗いのではないか」という印象を与えかねません。

また、同じ単語の表記ゆれ(例:「e.g.」「eg」など)不適切な敬語表現などは、読みやすさや統一感を阻害する要因となります。

自分で何度も読み返しているはずの文章でも、ミスに気づけないのはよくあることです。第三者、特に文章校正に長けた人や、英語申請の場合はネイティブチェックを受けることで、こうしたミスの多くを未然に防ぐことができるのです。

3 - 3.構成や論理展開の不自然さを発見できる

“説明の順序、見出しと内容の齟齬、焦点のブレなどを客観視できる”

申請書は単に情報を羅列するものではなく、「読みやすい順序」「論理的に流れる」構成が求められます。

例えば、研究目的を述べる前に仮説が提示されていたり、手法の説明が冗長で読みにくかったりする場合、申請書全体の理解が妨げられることがあります。

また、見出しと本文内容がずれていたり、同じ内容が別の場所でも繰り返されていたりといった構成の不整合は、読み手の集中力を削ぐ要因となります。

第三者の目で読むことで、こうした構成や論理の流れに関する不自然さに気がつきやすくなり、時には「章立てそのものを見直すべき」といった根本的な指摘が得られることもあります。

3 - 4.審査員が評価するポイントを網羅しているかの確認

“審査項目(研究目的の明確さ、実現可能性、社会的意義など)を満たしているか確認できる”

科研費などの審査では、「研究目的の明確さ」「実現可能性」「研究体制の妥当性」「波及効果・社会的意義」など、明確な評価項目が設定されています。

これらのポイントを申請書内で十分に言及できているか、見落としがないかを第三者に確認してもらうことは非常に有用です。

申請者が研究内容に集中するあまり、実施体制の記述が手薄になっていたり、社会的インパクトの説明が不十分であったりすることは少なくありません。

第三者が審査項目を意識しながらチェックを行うことで、「この研究の社会的意義はもう少し前面に出した方がよい」「実施計画の実現性に具体性が足りない」といった改善点を洗い出すことができるでしょう。

4.第三者チェックを活かすための実践的なコツ

第三者チェックは申請書の質を高める有効な手段ですが、その効果を最大限に引き出すためには、チェックを依頼する相手やタイミング、フィードバックの受け止め方などに一定の工夫が不可欠です。

本章では、実践的な観点からチェックの進め方について整理していきます。

4 - 1.誰にチェックしてもらうべきか

申請書のチェックを依頼する相手は「誰でもよい」というわけではなく、目的に応じて適切な第三者を選ぶことが重要です。大きく分けて、分野内の読み手分野外の読み手に役割が分かれます。

①分野内 vs 分野外の読み手の役割
分野内の同僚や指導教員などは、内容の正確さや専門的妥当性について助言できる一方で、申請者と前提知識が近いため、説明不足の箇所に気がつきにくい傾向もあります。

一方で、分野外の研究者や非専門家に読んでもらうことで、「この説明は意味がわからない」「そもそもこの研究の重要性が伝わらない」といった、より審査員に近い視点からのフィードバックが期待できます。

②研究支援スタッフ(URAなど)や過去の採択者の視点の有用性
研究支援スタッフ(URA)事務部門の専門職は、これまでに数多くの申請書を扱ってきた経験を持ち、採択されやすい申請書の構成や表現上の特徴に精通しています。

とりわけ科研費の審査項目や評価基準に基づいた書き方、応募要項との整合性、申請書内のバランス(背景・目的・手法・期待される成果)などについて、実務的かつ制度的な観点からの指摘を受けることができます。

また、過去に採択された研究者の視点も非常に参考になります。彼らは、実際に採択された申請書の構成や内容について具体的な感覚を持っており、「審査員がどこを見ているか」「どのような表現が伝わるか」といった実践的な助言が得られます。

特に同じ研究種目や分野での採択経験がある場合は、内容の説得力や研究計画の現実性などに関する有用なフィードバックが期待できます。

このように、URAや過去の採択者からのチェックは、制度的な観点と実践的な観点の両方を補う貴重な機会となります。積極的に依頼し、複数の視点を取り入れることで、申請書の完成度を一層高めることができるでしょう。

4 - 2.どの段階でチェックを依頼するべきか

チェックは、申請書の完成直前に一度だけ行うのではなく、段階的に複数回行うことが理想的です。

まず草案段階では、構成や論理展開が適切か、研究目的が明確か、ストーリーが一貫しているかといった内容の骨格に関するチェックを行います。ここでは分野内の読み手やURAなど、構造に踏み込んだ意見をもらえる相手が適しています。

一方、提出直前には誤字脱字、表現の統一性、不自然な言い回しなど、細部の調整や文章の完成度を高めるためのチェックが重要となります。この段階では文法や語彙に対する感覚に長けた人、あるいはAIツールの活用も効果的です。

4 - 3.具体的な依頼方法とフィードバックの受け止め方

チェックを依頼する際には、「感想」ではなく「読み手としての視点に立った具体的なフィードバック」を求めることが重要です。

例えば「どの部分がわかりにくかったか」「読みながら疑問に思った点はどこか」「この申請が採択されると思ったか」といった問いを設定しておくと、フィードバックの質が高まりやすくなります。

また、指摘された点に対して防御的な態度をとるのではなく、「どうすればもっと良くなるか」という視点で受け止めることが肝要です。

特に「痛い指摘」ほど、申請書の弱点を的確に突いていることが多くあります。自分の書いたものが否定されたと受け止めず、「申請書をより良くするための共同作業」と捉えることが大切です。

4 - 4.よくあるフィードバックとその対応

申請書でよく受けるフィードバックの例として、「研究の目的が曖昧である」という指摘があります。この場合「仮説の明示」「仮説と目的との論理的な接続」「目的の文章の簡潔化」などによって改善が可能です。


「図や表が少なく、内容が理解しづらい」という意見に対しては、研究のフローや方法、仮説と目的の関係などをビジュアルに整理することで説得力を増すことができます。


「研究のインパクトが伝わらない」という指摘に対しては、社会的意義、応用可能性、政策・実臨床への展開可能性などを補足することで、審査員の関心を引くことができるでしょう。

これらのフィードバックは、自分一人では気がつきにくい部分であり、チェックを受けることによって初めて浮かび上がる「読み手側の視点」といえます。

4 - 5.ChatGPTなどAIツールを活用したチェックの可能性と限界

近年では、ChatGPTをはじめとした大規模言語モデル(LLM)を用いた文章チェックも普及しており、申請書のブラッシュアップに有用なツールとして注目されています。

①AIによる支援の利点
AIツールは、誤字脱字の修正や文法の確認に強みを持ち、特に英語での申請においては表現の洗練や不自然な言い回しの検出に役立ちます。

文章全体の論理構造や流れを要約する機能もあり、「この申請書はこう読まれている」という客観的なアウトラインを提示してくれます。

さらに、「専門外の研究者としてわかりやすいか評価してほしい」などとプロンプトを与えることで、分野外の審査員の視点からシミュレーションを行うこともできます。

また、冗長な表現の簡素化、語尾や語調の統一など、文体・トーンの調整においても有用です。

②活用時の注意点と限界
一方で、AIツールには研究の文脈や専門的背景を深く理解する力が限定的であるという課題があります。

専門的な意図や方法論の妥当性といった評価は難しく、内容面でのレビューをAIに委ねるのは現時点では不十分と言えるでしょう。

また、AIツールを使う場合、データの取り扱い(機密性)に注意が必要です。クラウド上にアップロードされる内容には慎重であるべきで、組織の情報管理方針にも準拠することが求められます。

③効果的な使い方の工夫
AIツールを効果的に使うには明確なプロンプトを設定することが重要です。「この研究の目的文を簡潔に書き直してほしい」「読み手が混乱しそうな部分を指摘して」といった具体的な指示を与えることで、より実用的な出力が得られます。

また、一度だけの出力で満足せず、数回にわたる対話でブラッシュアップしていく姿勢も大切です。

最終的には人間による第三者チェックと組み合わせて使うことで、申請書の完成度をより高めることができるでしょう。

効果的な第三者チェックの使い方

5.第三者チェックの限界と補完策

第三者チェックは申請書の完成度を高めるうえで非常に有効な手段ですが、もちろん万能なものではありませんむしろ、その効果を正しく理解し、限界を見極めたうえで活用することが重要です。


まず前提として、申請書はあくまで申請者自身の研究構想を伝える文書であり、その内容を最も深く理解し、責任を持つのは申請者本人です。

どれだけ優れた指摘を受けたとしても、最終的にはそのフィードバックをどう解釈し、どこまで取り入れるかを判断する力、すなわち研究内容に対する主体的な理解と表現力が問われるのです。

第三者の意見を鵜呑みにするのではなく、「この指摘が自分の研究の本質と合っているか」「本当に改善につながるか」を見極めることが大切です。


また、チェックはあくまで「申請書作成の助け」であり、その主導権を失ってはなりません

フィードバックの内容がいかに的確であっても、それを取り入れることで自分らしさが損なわれたり、研究の核がぼやけてしまうようでは本末転倒です。

「参考にする」姿勢を持ちつつも、申請書の全体像は自分自身の手でしっかりと組み立てていくことが大切です。


時には、複数の第三者から意見をもらう場合に、異なる指摘や相反するアドバイスが寄せられることもあります。

ある人から「この部分はもっと簡潔にすべき」と意見をもらう一方で、他の人からは「もう少し詳しく説明してほしい」などと反対の意見をもらうケースは珍しくありません。

その際には、指摘の背景にある読み手の立場や理解度を踏まえたうえで、どの意見が自分の申請書にとって最も適切かを判断する力が必要です。

矛盾する意見をうまく整理し、複数の視点を統合して自分なりの答えを導き出すことが、申請書作成における成熟度を高めることにつながるのです。


このように、第三者チェックは非常に有益な手段ですが、それを生かすには申請者自身の姿勢と判断力が不可欠です。

主体性を持って第三者からの意見を取り入れ、必要に応じて調整・取捨選択しながら、最終的な申請書として統合していくプロセスこそが、申請者作成における最も重要なステップと言えるのです。

6.おわりに

科研費などの競争的資金の申請書は、単なる「研究計画書」ではなく、「研究の価値と実現可能性を他者に納得させるためのドキュメント」です。

その意味で、自分の言葉だけに頼るのではなく、第三者の視点を取り入れることで、申請書の完成度を格段に高めることができます。

本稿では、第三者チェックの意義、具体的な進め方、AIツールの活用方法、そしてその限界や注意点に至るまでを網羅的に解説しました。


最終的に申請書の質を決定づけるのは、申請者自身の研究に対する深い理解と「他者に伝える意志」に他なりません。

第三者の目を通して、より読み手に伝わる構成や表現を意識することが、採択への確かな一歩となるのです。

来年度の申請に向けて、ぜひこの「第三者チェックの文化」を積極的に取り入れ、「一人で抱え込まない申請書作成」に挑戦してください。

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