
【熱狂せよ、パブリックヘルス】全ての人を笑顔にするために - 医師が発信すべき理由、私の挑戦- vol.4
2026.03.09
「外科医として、どれほど技術と知識を磨いても救えない人がいる――。」
そう気づいたのは、医師4年目の時でした。
手術を拒否し、高額な民間療法を受けるために目の前から去っていった患者さんが「氷山の一角」にすぎないと気づくまでに、そう長く時間はかかりませんでした。
多くの人を救うには、病院の外に出て発信しなければならない。
焦燥感に突き動かされ、一人で始めた新聞への投書は40本に及び、開設した医療情報サイトは1,300万ページビュー(PV)に到達し、60回以上の市民向け講座、10冊以上の書籍執筆、そして行政との連携へ。
医療情報発信を行う中で、私は数々の壁にぶつかり、多くのハードルを越えてきました。
「これから発信を始めたい、発信しているけれどうまくいかない。」そんな方に私の経験がお役に立てばと思い、筆を取ります。
熱狂せよ、パブリックヘルス
本シリーズは、パブリックヘルスの領域で活躍するプロフェッショナルが初学者に向けて自らの専門性を語る自伝シリーズです。その専門性に出会った原点や、挫折の先に見つけた希望、そして今も燃やし続けている信念について、熱量を込めて語り尽くします。
mMEDICI Library | ひらけ、叡智の扉
叡智の扉を、全ての人が開けるように——。
学びは、限られた豊かな人々だけの特権ではありません。
経済的困難に直面する人、地方で学習資源に恵まれない人、家事や育児・仕事に追われる人。
mMEDICI Libraryではそんな人々にこそ、最高の学びを届けるため、研究・キャリア・学習・受験のあらゆるテーマでパブリックヘルスの叡智を集めました。
隙間時間にスマホひとつで、誰もが「一流の知」に触れることを叶えていきます。
「ここを開けば、誰しもが悩みを解決できる」、そんなメディアを目指します。
- 熱狂せよ、パブリックヘルス
- mMEDICI Library | ひらけ、叡智の扉
- この記事のまとめ
- この記事を読むと分かること
- この記事は誰に向けて書いているか
- 熱狂せよ、パブリックヘルスシリーズ
- 執筆者の紹介
- 1.すべては患者さんの笑顔のために - 外科医・教育・研究・情報発信を行う
- 2.外科医としての原点
- 3.信用されていないという事実と決意
- 4.情報発信の転機
- 初めの情報発信で感じた独特の達成感と無力感
- 医療情報サイトの開設
- 様々な媒体での情報発信
- 5.発信活動を本業にしない
- 【オンラインスクール mJOHNSNOW入会受付中:7日間無料お試し】
- 熱狂せよ、パブリックヘルスシリーズ
- 【YouTubeラジオコンテンツ 耳から学ぶシリーズ】
この記事のまとめ
この記事を読むと分かること
専門家として医療情報発信するノウハウ
情報発信を持続するためのモチベーションを維持するコツ
医師の情報発信と本業の棲み分けに関する考え方
この記事は誰に向けて書いているか
一般市民に向けた医療情報発信に関心のある方
専門家としてインターネットを用いた発信に関心のある方
医療者ー患者間の情報格差に課題感を抱いている医療従事者
熱狂せよ、パブリックヘルスシリーズ
vol.1:RWDのおかげで親に仕送りできるようになりました(mMEDICI株式会社/廣瀬直紀)
vol.2:女性の健康における社会課題へ挑み続ける(産婦人科専門医/重見大介)
vol.3:医療や看護の価値をデータで語れるように(東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 看護管理学/森田光治良)
vol.4:全ての人を笑顔にするために - 医師が発信すべき理由、私の挑戦(京都大学消化管外科/山本健人)
執筆者の紹介
氏名:山本 健人
所属:京都大学消化管外科
専門性:2010年京都大学医学部卒業。医師・医学博士。外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、ロボット支援手術認定プロクター、感染症専門医、がん治療認定医など。「医師と患者の垣根をなくしたい」をテーマに「外科医けいゆう」のペンネームで2017年に医療情報サイト「外科医の視点」を開設し、これまで1300万を超えるページビューを記録。Yahoo!ニュース、ダイヤモンドオンライン、m3.comなどのウェブメディアで連載。SNSでも積極的に情報発信し、Xフォロワー数は10万人超。20万部を超えるベストセラー「すばらしい人体〜あなたの体をめぐる知的冒険」(ダイヤモンド社)など著書多数。
著書:
・すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険
・すばらしい医学 あなたの体の謎に迫る知的冒険
・医者が教える 正しい病院のかかり方
・医者と病院をうまく使い倒す34の心得 人生100年時代に自分を守る上手な治療の受け方
・患者の心得 ―高齢者とその家族が病院に行く前に知っておくこと 等


がん治療の進歩は著しく、かつて救えなかった数々の命が、医学の力で救えるようになりました。しかし、その恩恵を自ら拒否し、科学的根拠の乏しい治療に傾倒する。
そんな人があまりに多いという事実を思い知ったのは、医師4年目になったばかりの頃でした。
「ネットで宣伝される”がんに効く”奇跡の水」
「週刊誌で紹介される”がんが消える”健康食品」
「書店に並ぶ”がんの手術を受けてはいけない”と語る医療健康本」
世の中には、患者さんを惑わせる誤情報が山のようにあります。
そしてそれらは、時に優しく患者さんに寄り添い、藁をも掴む思いの患者さんに希望を持たせます。高額のお金と時間を浪費させることもあります。
この現状を変えなければならない――。
誰かがやらなければ。それならば自分がやろう。
そうして発信を始めたナイーブな想いが、今に繋がっています。
1.すべては患者さんの笑顔のために - 外科医・教育・研究・情報発信を行う
消化器外科医の山本健人と申します。
現在私は、大腸がんを専門とする外科医として、京都大学医学部附属病院消化管外科に勤務しています。
ロボット支援手術を中心に、大腸がんの外科治療を日々行っています。あわせて、大学教員として医学生や研修医の教育を行い、大腸がんに関する研究も並行して行っています。
一方で私は、SNSやウェブサイトでの発信、書籍執筆に加え、各種学会のSNS広報、市民講座の運営、行政と連携した市民向け講座など、幅広いプラットフォームで医療情報発信を続けてきました。
私が籍を置く京都大学消化管外科の標語は、「すべては患者さんの笑顔のために」です。
全ての患者さんを笑顔にするために、医師は何をすべきなのでしょうか――。そう問い続けてきた12年の私の道のりを振り返りたいと思います。
2.外科医としての原点
私は2010年に京都大学医学部を卒業し、神戸市立医療センター中央市民病院に臨床研修医として赴任しました。救命救急センターとして11年連続全国1位を獲得している、西日本有数の急性期病院です。
生まれ育った神戸で働きたいと思ったことに加え、全国の大学から多様な人材が集まる場所で自分を磨きたいと思ったことが、進路選択の理由でした。
「マッチング」と呼ばれる医学生の「就活」は、夏頃にあります。同病院は就職先として倍率が高く、国家試験よりやや難度の高いペーパー試験をパスしなければ採用されません。それはもう大学受験を思い出すほど必死に、机に向かいました。
当時は水泳部での日々の練習に加え、スイミングスクールにも通っていました。しかし、勉学も両立させたいという妙なこだわりがあり、なかなか厳しい毎日でした。朝練の後は、勉強中に猛烈な眠気が襲ってきます。すぐに起きられるよう、立ったまま仮眠を取ることもありました。
そして無事にマッチングの通知を受け取った時は、思わず目頭が熱くなったものです。
学生時代からそれなりに真面目に勉強してきたという自負を持って医師になった私は、2年の臨床研修を経て、2012年に消化器外科医になりました。
一睡もできない救急外来、朝まで徹夜の緊急手術、36時間を超える連続勤務。
「働き方改革」が実現した今ではあり得ない激務の中でも、患者さんの役に立てる医師になろうと努力を続けました。
実は私は学生時代、内科医志望でした。
がん診療に強い関心があった私は、がんを「切らずに治す」内科的治療として、化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療に憧れました。医学部6年生の臨床実習では、腫瘍内科(当時の化学療法部)や放射線治療科を選択しました。
しかし、臨床現場を体験するうちに、自分が内科医に向いていないことに気づきました。
これまでの内科学の劇的な進歩は、多くの病気を「慢性疾患」に変えてきました。「治らなかった病気が治る」というより、かつては短期間で人命を奪っていた病気と長らく「お付き合い」できるようになった。それがこの約1世紀の、偉大な医学の進歩と言えます。
がんもそうです。がんの薬物治療は、がんを持ちながらも日常生活レベルを極力落とさず、少しでも長く幸せに生きることを支える形で進歩してきました。多くの患者さんが、例えば仕事と両立しながら、例えば自身の好きな趣味を続けながら、通院を続けています。
一方で外科手術は、ある意味その対極に位置しながら存在価値を維持してきました。
切除可能な段階のがんに手術を施し、病巣を体から除去して病気を治す。通院しなくても良い人生を作る。それが外科医療の一つのゴールです。
むろんこれは、「その段階」でがんが見つかった人だけが受けられる恩恵です。例えば大腸がんの患者さんは、手術を受けたのち5年間の通院中に再発がなければ、それで通院を終了します。
患者さんに「卒業」を告げることができる。患者さんと笑顔でお別れすることができます。
そのことに気づいた時、私の性格に向いているのは外科だと知りました。
紆余曲折を経たからこそ得た自分の道。激務ではありましたが、好きだからこそ前向きに、知識と技術を磨くことに没頭できました。
しかしそんな中、私は大きな壁にぶち当たることになります。
3.信用されていないという事実と決意
私の前に立ちはだかった壁。
それは、私たちの治療は案外「信用されていない」という事実でした。
がんと診断された患者さんやそのご家族は、たいてい「がん」という病名に大きく動揺し、不安と恐怖に苛まれます。「二人に一人ががんにかかる時代」とは言え、「まさか自分ががんにかかるはずがない」と、誰もが心のどこかで思っています。
そして、不意打ち的にがんと診断された人の多くは、「何とか治りたい」と願い、がん治療について調べ始めます。がんが進行した厳しい状態の患者さんほど、焦りと不安に追い立てられるように、「藁をも掴む思い」で情報を検索します。
インターネットの検索エンジン、各種のSNS、書店や図書館など、ありとあらゆる場所に「最良のがん治療」を求めます。
そして、おびただしい数の「情報」に出会います。
がんが治る健康食品、サプリメント、民間療法——。科学的根拠の乏しい補完代替療法が、次々に患者さんを襲います。
それだけではありません。
がんにかかると、どこから聞きつけたのか、知人や親族がありとあらゆる「治療」を勧めます。彼らは善意です。何とか力になりたい。患者さんのがんを治してあげたい。その一心で、必死になって「最良のがん治療」を調べるのです。
「がんが消えるレシピ」を紹介する闘病ブログを教え、「抗がん剤を受けてはいけない」と主張する有名医師の書籍を勧め、がんに効くサプリを購入して手渡します。
その思いに、患者さんの「焦り」が呼応します。
がんが治るというのなら、どれだけお金がかかってもいい。そう決意し、「金の延べ棒で体を擦ればがんが治る」という高額な民間療法に頼る方すらいます。
一つ残らず、できることはやりたい。本人よりも、大切な方のがんを治したいと願う家族の方が、強い思いを持つこともあります。
しかし、出会うのは根拠のない誤情報です。
効果の不確かな、「治療」とも呼べない代物です。世の中には、なぜこんなにも「エセがん治療」が多いのでしょうか。
それは、これらが「儲かる」からです。患者さんの「不安」が、市場になっているからです。効果が不確かな治療を提供し、後に摘発された企業は後を絶ちません。
「がん患者らに健康食品を『がん細胞が自滅する』と宣伝し、1万人に28億円を売り上げた食品販売会社の社長らが逮捕」
「未承認のサプリメントを『がんに効果がある』と広告して8,500万円を売り上げた医師らが逮捕」
これは実際に報道された事例です。当然、わずかな氷山の一角に過ぎないでしょう。
その間に、どれほど多くの命が奪われるのか――。インチキ医療が信用される一方、私たちの提供する標準治療が選ばれない。
愚にもつかないと思っていた選択肢が、私たちの手術とイーブンに比較されている。その事実は、医療に真面目に向き合ってきたナイーブな私にとって、ナイフで胸を突き刺されるほど辛い事実でした。
実際には、真に科学的根拠(エビデンス)があり、効果が証明された「標準治療」ほど高額ではありません。効果のある治療は保険が利くため、自己負担が軽く済むからです。
国民皆保険制度のある恵まれたこの国では、「効果が確かな治療ほど安い」のです。しかし、この医療の特殊性は十分に知られていません。
私は決意しました。
「病院の外に声を届けよう。」
29歳の時でした。
4.情報発信の転機
初めの情報発信で感じた独特の達成感と無力感
私が初めて情報発信に着手したのは、2014年でした。
最初に手をつけたのが、朝日新聞の投書欄「声」に投書することでした。3年かけて、40本近く送りました。
投書には、妙な緊張感がありました。文章を送り続けても、採用されるのは1~2割程度。採用が決まれば新聞社から電話がかかってきますが、2週間ほど待って連絡がなければ落選です。
投稿後は、毎日のように電話を心待ちにしました。めでたく採用され、自分の名前と文章が新聞に掲載されると、独特の達成感を味わえます。
自分の声が全国に届いたかもしれない。そう思えたからです。
しかし投書を続けるうち、徐々に無力感に苛まれるようになりました。
自分の声は、届けたいところに届いているのだろうか。読者は一体どのような感想を抱いたのだろうか。自分の活動に、どんな効果があるのだろうか。
これらの疑問を解決する手段はありませんでした。
一人、思い悩みました。この孤独さは、かつて公園の壁にラケットでテニスボールを打ち続けた中学時代を思い出させました。
そう、投書は「壁打ち」でした。
ただひたすら、壁に向かってボールを打ち込むだけでした。
医療情報サイトの開設
そんな私が次の一歩を踏み出す契機を作ったのが、とある医療情報サイトでした。
「WELQ」という名のそのサイトは、圧倒的なコンテンツ量と狙いすましたキーワードでSEOを攻略し、爆発的なPVを獲得して広告収入を稼ぎ、インターネットを席巻していました。
恐るべきは、正確性をチェックする機構がないまま、素人に外注された粗悪な記事が量産され、それらが医療系キーワードの検索上位を独占していたことでした。1日に公開する記事は多い時で100を超え、月間PVは1億を超えていたとされます。
「肩こり」で検索すると、1位に「肩こりの原因は守護霊」と語るWELQの記事が表示されていた、というのは有名な話です。
医療情報は時に命にかかわります。誤った情報は、人の健康を傷つけ、人命を奪うことすらあります。
その自覚なく誤情報を発信し続けた同メディアは、2016年、その倫理観の欠如と著作権侵害を指摘されて社会問題となり、運営会社DeNAの経営陣による謝罪会見とともに閉鎖されました。
私はこのWELQ事件を間近で見ていて気づきました。
インターネットを使えば、これほど多くの人に声が届くのかと。
2017年、私はレンタルサーバーを契約し、WordPressを使って医療情報サイトを開設しました。1年で400本以上の記事を書きました。
サイトなど作ったことはありませんでしたから、全くのゼロからの勉強でした。しかしこれが功を奏しました。
サイト運営が投書と大きく違ったのは、アクセスデータの解析ができたことでした。コンテンツごとのPV数、読者数、滞在時間、サイト内回遊率、当該ページに辿り着くための検索ワード。
自分の書いたコンテンツの質が、明瞭な数字となって評価できる。投書では決して実現しえなかった「発信力へのフィードバック」が叶ったのです。
SEOを学び、様々なキーワードで上位を獲得しました。気づけば1ヶ月に30〜40万ものPVを獲得していました。個人サイトとしては大きな数字です。
このサイトは今も、当時ほどではないものの毎日閲覧され、累計のPV数は1,300万を超えています。
様々な媒体での情報発信
勢いに乗った私は、この経験を土台にし、ありとあらゆるチャンネルを使って発信しました。
2018年から、仲間と一緒に大阪の会議室で始めた市民公開講座を皮切りに、全国各地で地域住民向けボランティア講演を開催してきました。
2020年にCOVID-19の流行が始まってからは、オンライン形式の市民講座も開始し、その数は累計60回を超えました。オンライン市民講座の総視聴回数は、累計60万回を超えています。
書籍を通じた発信にも力を入れてきました。
単著として「医者が教える正しい病院のかかり方」(幻冬舎、2019年)、「医者と病院をうまく使い倒す34の心得」(KADOKAWA、2020年)、「患者の心得―高齢者とその家族が病院に行く前に知っておくこと」(時事通信、2020年)など、一般の方に向けた医療啓発書を次々に執筆しました。
本を書くのは難しくありませんが、「売れる本を書く」のは大変です。読まれなければ、書く意味がありません。
毎回、自分の書籍の発売日には大型書店を10店舗以上渡り歩き、自分の本がどこに並んでいるかを調べました。話題書コーナーに並ぶ本の属性を調べ、「どうすれば本が売れるか」を研究しました。
そして2021年に出版した「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」(ダイヤモンド社、2021年)はロングセラーとなり、今年20万部超を記録しました。
テレビ番組を通じた活動にも力を入れました。
「フェイク・バスターズ」(NHK総合)に制作協力し、インターネットやSNS上にあふれる科学的根拠の乏しい医療情報の問題点を伝えてきました。
SNSでも積極的に情報発信し、特に注力してきたX(旧Twitter)のフォロワーは10万人超に上ります。
また2019年から、横浜市が主催する「医療マンガ大賞」や、現地での市民イベントなど、市民啓発を目的とした市町村の企画にも協力してきました。2025年には初めて横浜市と連携協定を結び、医師の発信活動を持続性のある取り組みに昇華させることができました。
私がこの活動を続けてこられたのは、私の声を聞き、数えきれないほど多くの方が「役に立った」と言ってくれたこと、そして何より、同じ志を持った仲間と出会い、一緒に活動できたことです。
前述した活動の多くは、仲間と一緒に作ったグループ「SNS医療のカタチ」(のちに「やさしい医療のカタチ」)として成し遂げてきたことです。
5.発信活動を本業にしない
私が発信活動を続ける中で、大切にしてきたことがあります。
それは、「発信を本業にしないこと」です。
医師が何かを発信すれば、その活動を評価してくれる人は大勢います。承認欲求を満たせる、そう感じる人もきっと多いと思います。
しかし、私が最も大切にしているのは、外科医としての本業に他なりません。
なぜなら、毎日患者さんと直接会って話し、患者さんに治療を日々提供する「ごく普通の医者」が何を言うか、それにこそ価値があるはずだからです。
そして、医師として大切な学術活動、すなわち論文執筆や学会発表については、人一倍力を入れるようにしています。アカデミアとしてフル活動する医師が発信する言葉にこそ、価値があると信じているからです。
本を書いたり、SNSで発信したりする私に、「そんなことをする暇があれば論文1本でも書け」と批判する人がいます。
しかし私にはノーダメージです。
アカデミアとして「頑張っているかどうか」は、その人の名をPubMedで検索すれば容易に分かるからです。
【オンラインスクール mJOHNSNOW入会受付中:7日間無料お試し】

mJOHNSNOWはスペシャリストが提供する医学研究講座にスマホで、スキマ時間にアクセスできる日本最大規模のオンラインスクールです。
継続率98.0%の高いクオリティで、累計1,631名を超える仲間が入会し、初学者向けの因果推論、疫学、統計学、データ解析、RWDなどをスペシャリストから学んでいます。
講義はすべてオンデマンド化されるので自分のペースで学びを進められ、研究・キャリアの悩みは24時間いつでもチャットで相談可能。安心の定額制で、満足いくまで学び放題です。
【参加者の声】
・地方在住で学ぶ場がなく困っていましたが、大学院に行かないと学べないようなことを仕事の合間に学ぶことができ大満足です(40代女性 医師)
・フォローアップが手厚く、オンデマンドで分かるまで学べるのが初学者にとってとても助かっています(30代男性 製薬企業社員)
・低価格なのに見切れないほど多くの講座が受講でき、どれも質が高いです(40代女性 大学研究者)
詳細を見る
熱狂せよ、パブリックヘルスシリーズ
vol.1:RWDのおかげで親に仕送りできるようになりました(mMEDICI株式会社/廣瀬直紀)
vol.2:女性の健康における社会課題へ挑み続ける(産婦人科専門医/重見大介)
vol.3:医療や看護の価値をデータで語れるように(東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 看護管理学/森田光治良)
vol.4:全ての人を笑顔にするために - 医師が発信すべき理由、私の挑戦(京都大学消化管外科/山本健人)
【YouTubeラジオコンテンツ 耳から学ぶシリーズ】

YouTubeラジオコンテンツ「耳から学ぶシリーズ」は、仕事や育児で忙しい人が10分のスキマ時間に“ながら聞き”で学べる音声コンテンツです。
すべてのコンテンツを疫学専門家が監修し、完全無料で毎日投稿していきますので、ぜひチャンネル登録してお待ちください。
シリーズ一覧
©mMEDICI Inc. ALL RIGHTS RESERVED.















