
「医療統計、これってどうなってるの?」
あなたはそんな疑問に悩まされたことはありませんか?
「医療統計Q&A 教えて新谷先生」では、医療統計の第一人者である新谷先生が、あなたが抱える医療統計の疑問を、驚くほどやさしく解説していきます。
医療統計の「なるほど!」を楽しみ、苦手だった医療統計をあなただけの武器にかえていきましょう。
このシリーズ記事を読み進めていけば、「医療統計、任せてよ!」という自信がムクムクと育っていくはずです。
統計ソフトは、何がおすすめですか?統計ソフトには、EZR(R)、SAS、SPSS、JMP、STATAなど様々ありますが、何を使って問題ないと思います。
個人的には、まずはEZRを使うのがよいと思います。EZRはポイント・アンド・クリックで操作できるため、初学者にも使いやすいソフトです。その上で、EZRの操作だけでは物足りなくなってきた方が、プログラミング言語であるRに移行していく、という流れが最もよいのではないかと思います。
実際、EZRには、他の有料統計ソフトと比べても遜色ないほど多くの機能が搭載されています。まずは無料で使えるEZRを試してみて、それでも物足りないと感じた時点で、他のソフトを検討すればよいと思います。
ただし、多くの統計ソフトは10万円〜30万円と高価ですので、EZRをしっかりと使いこなせるようになった方は、次のステップとしてRに移行するのがよいのではないかと思います。
私の講義でも、EZRでは対応しきれない部分については、EZRのエディターにコードを入力していただき、「このコードを打つと動きます」とお示しすることがあります。EZRはRのコードを実行しているわけですね。
ですので、最終的にはRに触れていただくのがよいと思います。
ただし、Rは自分でプログラムを書いていく必要があります。そのため、最初は少し抵抗があるかもしれません。しかし、プログラミングは一度はまると、とても面白いものです。上手く動いたときには、アドレナリンが出るような感覚があります。ぜひ一度、触れてみていただければと思います。
また、Rはオープンソースであり、世界中のコントリビューターが様々なパッケージを公開しています。そのため、Rを使えるようになると、他の統計ソフトを購入しなくても、多くの解析に対応できるようになります。
SPSS、JMP、SAS、Stataできる数々の解析が、Rでも実行可能です。ぜひ一度、Rをお試しいただければと思います。
※この記事はウェビナー「新谷先生のゼロから極める医療統計」のQ&Aを基に作成されています。

2025年に開催し、累計受講者数1,760名、平均満足度96.4%と大きな反響をいただいた【新谷先生のゼロから極める医療統計シリーズ】が、超実践型にブラッシュアップされ、2026年も開催いたします。
本研修は「ゼロから医療統計を学び、研究で実践できるようになる」ことを目指して設計されています。
新谷先生が理論だけでなく実践できる力を身につけるために考えた、アクティブラーニングを取り入れており、特に「これまで統計を学んだことがない、学んだけど諦めた人」が、医学研究に必要な統計の基礎を体系的に学べる構成にしました。
12テーマのそれぞれが座学・コーチングの2講義に分かれ、座学では理論やケーススタディ、EZRハンズオンを通して実践的な知識に触れ、コーチングでは講義中の「もっと知りたい」をさらに深掘りすることで、知識の定着を目指します。
全体と通して数式はほぼ使わずに、実例をふんだんに盛り込み、とにかくわかりやすく、感覚的に理解できることを重視しています。
今まで医療統計で挫折をしてきたけど、もう一度医療統計にチャレンジし、今度こそは武器にしたいという方はぜひ詳細をご覧ください。
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Vol.1:P値の解釈に困っています。例えばP=0.06のとき、どうすればよいですか?
Vol.2:有意差があるので、「この薬は効く」といっていいですか?
Vol.3:P値ではなく95%信頼区間をみるべき?
Vol.4:95%信頼区間ってどう理解すれば?
Vol.5:臨床的に意味のある差はどう判断する?
Vol.6:P値の多重性は、どのようなときに起こるのですか?
Vol.7:P値の多重性があるとき、調整は必須?
Vol.8:論文にいくつもP値を載せてよいですか?
Vol.9:何種類も解析を行い、有意差が出たものだけを報告してよい?
Vol.10:有意差が出ないので、症例数を増やしてよいですか?
Vol.11:nが大きいので、パラメトリック検定でよいですか?
Vol.12:標準偏差の計算は、どうして「n-1」で割るの?
Vol.13:正規分布かどうか、どう判断すればよいですか?
Vol.14:統計ソフトは、何がおすすめですか?